フィリピンの蚊の特徴3つと蚊よけ対策2選!【デング熱経験者語る】
フィリピンの蚊の特徴と蚊よけ対策【デング熱経験者語る】
フィリピンでも日本でも私たちを悩ませる「蚊」。
蚊だのゴキブリだのとフィリピンの害虫ネタの記事もかなりの数になってきました。
過去に「蚊」の記事をいくつか書いていますが今回さらに蚊のネタをもう一つ。
フィリピンの『蚊』の特徴と実際にフィリピン人が行っていた『蚊』対策について補足していきます。
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日本とちょっと違う?フィリピンの蚊の特徴3つ
同じ『蚊』でも日本とフィリピンの蚊では特徴というか行動にやや違いがあります。
生体云々のことは知りませんが、私がフィリピンの蚊と約1年戦ってきた中で気がついた事がいくつかあります。
相手(ヒト)の視線を察知して死角から攻める
フィリピンの蚊は人の目線をとてもよく見ているようです。
見える所からはあまり攻めてきません。私が目で蚊を追いかけると瞬時にいなくなります。
そして彼らが狙うのは脚。しかも下の方。ももやひざではなく足首周りや足の甲を狙ってきます。
一度に血をたくさん吸わない
こちらの警戒を察知しているのか、一度にたくさんの血を吸わずに複数回仕掛けてくるようです。
刺された後の腫れは小さく、かゆみもひどくありません。
最初は蚊の種類による違いなのかと思っていました。
しかしこちらが油断して蚊への警戒をしていない時などはがっつり刺されて大きな腫れができました。
また、こういった時でも小刻みに数カ所を刺していく慎重なヤツもいます。
日本の蚊はおなかの中の血が透けて見えるくらいにおなか一杯血を吸って、酔いどれオヤジのごとくヘロヘロと飛んでいくヤツがいます。
これではヒトからすれば格好の的。平手で瞬殺です。
フィリピンの蚊は退却時のことも考えてるんでしょうかね?
服の上からあまり刺してこない
フィリピンの蚊は服の上から刺してきません。
- フィリピン人は一年中露出が多いので服の上から刺す必要が無い
- 日本の蚊がその点において進化している(服の上からさせるようになった?)
なんてことが考えられますがすべて憶測です。ホントのトコロはわかりません。
そのため、長袖長ズボンは蚊の対策として有効です。
特に狙われやすい脚は効果大。
ショートパンツにサンダル と
Gパンに靴下、シューズ では圧倒的に刺され具合が違います。
しかし後者は『暑い』というデメリットが。
私は常に露出しまくりなので蚊よけスプレーで対処です。
フィリピン流蚊除け! 屋内外で使用可。
『あるもので何とかする』のが得意なフィリピン人。
『蚊』のためにわざわざ蚊よけスプレーだとか、長ズボンにシューズとか、用意しません。
いつものテニスコートで使っていたのが、
『扇風機。』
これを足に向けてまわしておきます。風で撃退。そして上半身は平手打ちで対処。(笑)
写真のように背の低い扇風機を使い、風を足の高さで水平にするのが広範囲をカバーするコツです。
できれば首振りしないのがベター。
フィリピンはクーラーが無い家でも扇風機は一家に何台もあります。
また、年中暑いから扇風機の風があたりっぱなしでも『寒い』と感じることがありません。
だからフィリピンにおいてはとっても手軽且つ有効な手段と言えるかもしれません。
電気があれば屋外でも就寝時も有効なのがいいですね。
まとめ
- フィリピンの蚊の特徴① ヒトの目線や警戒心を察知している
- フィリピンの蚊の特徴② 一度に大量の血を吸わない傾向にある
- フィリピンの蚊の特徴③ あまり服の上から刺さない
- 対策① 長袖・長ズボン
- 対策② 扇風機
その他の対策方法は下の記事もご覧ください。
しかしフィリピン人は日本人ほど『蚊』に対して警戒していないように感じます。
デング熱とか普通に感染するのに不思議です。
蚊の立場になってちょっと考えてみました。
フィリピンの蚊はヒトの視界をかわしつつヒットアンドアウェイを繰り返す、いわば熟練のアウトボクサーのようなスキルと、
あまり血を吸いすぎない(かゆくなりすぎない)謙虚さ(?)を併せ持つことで人間と
蚊 『うまいこと共存しましょうよ』
と言っているように感じました。
おおらかなフィリピン人たちはそれを暗に了承しているかのようにも見えます。
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