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輸送手段別フィリピン持ち込み禁止品~フィリピン移住の経験から~

 
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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
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輸送手段別フィリピン持ち込み禁止品~フィリピン移住の経験から~

 

フィリピンに住んでるけどまだまだ日本の物資に頼っている筆者のムラタです。

このブログ書いてる現在も「バリクバヤンBOX」を日本から発送手配中。

 

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だいたい半年サイクルで日本からいろいろ送ってます。

  • 食糧品(缶詰めとか)
  • 日用品(メントール入りのシャンプー)
  • テニスの小物(フィリピンだと高い)
  • 焼酎(これはフィリピンの友達からリクエスト)
  • 虫よけ(デング熱以来少し神経質になってる)

などなど…

 

しかし! 発送時に気を付けたいのが

「梱包」と「禁止品目」

一言で「禁止」といっても、

 

  • 船で運んではいけないモノ
  • 運ぶには許可が必要なモノ(日本ORフィリピン)
  • 飛行機で運んではいけないモノ(さらに分けると受託手荷物と機内持ち込み)
  • 輸送方法問わずフィリピンに持ち込んではいけないモノ

などなど…輸送手段によってダメなものが違ってきます。

さらにマニラの空港には「空港内に持ち込んじゃいけないモノ」なんてルールまであるとか…

 

今回はこの辺りを調べた情報と自身の引っ越しなどの経験でまとめてみます。



そもそもフィリピンに持っちいっちゃいけないモノ

 

ま、当たり前的なことですが、一応書いときます。

銃器、爆薬、弾薬、麻薬、薬物、貴金属、ギャンブル品、猥褻物、レプリカ品など。

JAL HPより引用。

 

フィリピンに持ち込むときに許可が必要なモノ

 

税関申告が必要なモノ

基本的に免税範囲を超えるモノは関税の対象となります。

あまり神経質になる必要はないかもしれませんが、新品かつ高級品だとか目立つものについてはきっちり払ってフィリピンに持ち込みましょう。

 

<フィリピン入国の際に無税で持ち込めるもの>

アルコール 1リットル × 2本
タバコ 2カートン(400本)、葉巻50本、パイプ用50gまで
フィリピンペソ 10,000ペソ以内
外貨 1万ドル(米)以上持ち込む時は税関に申告が必要

 

検疫(輸出検査)が必要なモノ

輸入検疫は、海外から植物の病害虫の侵入や生態系の破壊を防ぐための規制です。

動植物、ペット、種の入った果実など、その他詳しく書くときりがないのでここでは省略します。

 

経済産業省の「輸出貿易管理令」該当品

調べてたらこんなのもありました。

昨今の輸出管理の厳格化の為、下記の該当品目の場合、お客様にてメーカー発行の「輸出貿易管理令非該当証明書」を取得していただく必要が あります。

  • 市販薬ではない薬品(薬局にて処方箋で購入する薬)
  • 一般家庭用を上回る能力のある機械(変圧器、電動工具など)
  • 旅行用変圧器(トラベルチャージャー)以上の大 容量の変圧器(トランスフォーマー)
  • ウォー ターポンプ(浄水、汚水などの汲み上げポンプなど)
  • その他、政令で定めるもの

などは、製造メーカーに型番等 をお伝えいただき、お客様の名前宛の「輸出貿易管理令 非該当証明 書」の発行をご依頼ください。

 

 

輸送手段別禁止品

輸送手段別に禁止品をまとめました。

飛行機

 

機内持ち込みはハイジャック対策等で制限が多いです。

 

機内持ち込みできないものは受託手荷物(チェックイン時に預けて到着後ベルトコンベアーでピックアップする荷物)で運べますが、
両方ダメなモノもあります。

機内持ち込みのみダメなモノ
  • 武器の部類に入るもの

当然ダメです。スタンガンや催涙スプレーなんかもダメ。

 

  • 先の尖った物や刃物

 

  • 作業用ツール

ドリル、延長コード、亜鉛めっき鉄線、ハンマー、釘、のこぎり、ねじ回し、テープ(ダクトテープ、ガムテープ、マスキングテープ等)、スパナ等

 

  • 鈍器

金属チェーン、ビリヤードのボールやキュー、ボートの櫂、ステッキ、傘、ダンベル、釣り竿、スケート靴、スケートボード、スキューバダイビング用器材、スポーツ用ラケット、大きな三脚等

 

  • 液体、噴霧剤、ジェル

可燃性、腐食性または有毒性があると分類されている液体、噴霧剤及びジェルについては、分量にかかわらず全ての種類のものがダメです。

それぞれ100ml以下の容器に詰めて容量1ℓ以下の再封可能な透明のビニール袋に入れた液体、噴霧剤及びジェルは、機内に持ち込むことができます。

医薬品(処方箋か市販薬かを問いません)、乳児用ミルク、ベビーフード及び特別な必要栄養食は、100mlを超えていても機内に持ち込むことができます。

 

受託手荷物でもダメなモノ

 

  • 爆発物、危険物、危険装置

手榴弾、ダイナマイト、照明弾、花火、マッチ、ライター、ガソリンなど
可燃性、腐食性または有毒性があると分類されている液体、噴霧剤及びジェル

 

  • 銃器の類

本物の銃はもちろん弾丸、エアガンや銃器のレプリカもダメです。注意しましょう。

あとは航空会社によって独自の禁止物品及び規制物品のリストがありますので詳しくはホームページなどで確認を。

 

EMSなどの航空便

郵便局のHPより引用です。

大分類 中類 郵送できないものの例
爆発物・危険物 火薬類 花火、クラッカー、弾薬
引火性液体 ライター用燃料、ペイント類
高圧ガス 消火器、アクアラング、除塵スプレー、携帯用濃縮酸素、ヘリウムガス、キャンプ用ガスコンロ、カセットコンロ用ガス、ライター用補充ガス
可燃性物質 マッチ、ライター
酸化性物質 漂白剤、過酸化剤、個人用小形酸素発生器
毒物類 クロロフォルム、加熱蒸散殺虫剤
腐食性物質 水銀、バッテリー
放射性物質 プルトニウム、ラジウム、ウラン、セシウム
麻薬類 麻薬および向精神剤
生きた動物 生きた動物
わいせつな物品 わいせつまたは不道徳な物品

 

バリクバヤンBOX(船便)

発送~到着まで1か月前後かかりますので注意。

 

バリクバヤンBOX禁止品
  • 銃器、エアガン、刀剣類(おもちゃ、模造品を含みます)
  • 可燃性物質、スプレー缶類
  • 違法薬物
  • ポルノ類
  • 高価な宝飾品や現金
  • コピーDVDやゲーム
  • 塩素系、酸性液体(漂白剤など)、化学薬品類
  • 自動車、バイクおよびそれらの部品
  • エンジン発電機類
  • 生鮮品や生きた植物、保存のきかない食品類、種子、コメ
  • メモリーカードなどのデジタル記録媒体

 

よくお世話になってます。非常にユルイ規制だったのですり抜けていろんなものが送られています。

しかし2017年夏ごろから厳しくなったという情報もありますので、すり抜ける方は自己責任で。

 

また、業者のスタッフによく相談されるといいと思います。

私の知ってる業者さんはかなりキワドイところまで教えてくれました。( *´艸`)

 

マニラの空港(ニノイ・アキノ空港)内に持ち込んじゃいけないモノ

 

なぜかこんなルールが…このルールが実際に機能してるかは疑問です。

持ち込んで止められたことないし(笑)

 

でも実際に止められてひと悶着あった人もいるそうです。(結局スルーしてもらったらしいけど…)

 

<食品類>
お酢、醤油、魚醤、塩、全てのスパイス、魚の発酵食品、全ての魚介類(きちんと梱包された加工食品含む)、塩漬けの食品(野菜、魚の干物、肉の薫製など)アルコール入り飲料全て、全ての缶詰類

 

<その他>
ジェルや液体の入ったもの、ヘアスプレー、液体漂白剤、毛抜き、マニキュアの除光液、エアゾールスプレー、化粧水、ドライアイス(乗客一人につき2kg未満は許可)、ホルマリン、殺虫剤(虫除け含む)、塗装に使うもの、塩酸系掃除用液体、スプレー式絵の具、ガムテープ、マスキングテープ、安全ピン、爪切り、釣り針、金属の箸、編み物棒、スケートボード、ホッケークラブ、爪の手入れ道具、ビリヤードのキュー、ゴルフボール、コルク抜き、栓抜き、ガラス瓶に入った全ての物、歯の先が尖った櫛、傘

※空港持ち込み禁止品は飛行機に乗せられない品目もありましたが省略しました。

 


2018.8.10追記

※※みんなが知りたいお米の輸送について※※

読者のニーズを調べてるうちに、『コメってどうなの?』っていうのが多い様なので追記しておきます。

 

フィリピン人は日本人以上におコメ大好きです。

日本のおいしいおコメをフィリピンに持っていきたい!!という人が後を絶たないようですね。(笑)

 

厳密なルールからご説明しますと、コメは『フィリピンに持ち込むときに許可が必要なもの』に分類されます。

 

農産物を海外に持ち出す場合、ほとんどが要検疫、あるいは持ち込み禁止だと思ったほうが良さそうです。

 

ただ、日本から帰国するフィリピーナの大半は検疫の申請などするはずもなく、現状では普通にスーツケースに忍ばせて運んでいます。

私は重くてイヤなので運びませんが、知り合いのフィリピーナたちはみんなやってます。(笑)

 

コメを没収されたケースは今のところ聞いたことがありませんが、ルールは存在します。

…万一没収されちゃったケースがあったらコメント欄から教えてください。(笑)

 

2020.1/4追記  没収されたケースもあるようです。ただ明らかに目立つ量(40kg)を運んでいたという事なので、ハデにやったらダメですね(汗。

 

 


 

まとめとおまけ

 

ちゃんと調べると物凄い膨大な資料でした。

全部読むの大変ですね(;’∀’)

 

これからフィリピンに来る人の参考になれば幸いです。

改めて読み返すと100%ルールを守ってる人はいないと思います(笑)

あとは自己責任で…

 

最後に『フィリピンに持ち込み』といえばコレですね。

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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
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Comment

  1. 小澤直子 より:

    こんにちは、初めて投稿します。私はいつもバリで海潮を買っていますが最近搭乗時のチェックで没収が相次いでいると聞きました。来月セブに行くので海潮を買いたいと思いますが、フィリピンエアーも制限があるのかご存知ですか?ラオスでも機体が錆びると没収にあった方がいると聞きました。ちなみに去年10月にはバリから10キロ問題なく持ってこれましたが、対応するスタッフによるとのことでした。

    • muratadasi より:

      初めまして。
      閲覧&コメントありがとうございます。

      海潮という言葉を初めて聞きます。
      うしお?かいちょう?海水でしょうか?

      検索してもそれらしきものが出てきませんね?
      全く知識がないのでお答えできません。ごめんなさい。

      私の見解というか思うところだと、小澤さんのおっしゃる通り、『スタッフ次第』だと思います。

      関連する規定として、マニラの空港は『塩や塩分の多い食品などは空港内に持ち込み禁止』というのがあります。

      記事に書いた通り実際はかなりスルーされてますが、指摘があってひと悶着という情報も。

      良かったら何に使うモノなのか、また梱包方法とか教えてください。

  2. davaoの新参者 より:

    いつも楽しく拝見しています。日本から食料品類は、送るのも、持ち込むのも可能ですか?
    愛犬のおやつジャーキーが、フィリピンで見つけられず、困っています。

    • muratadasi より:

      詳しくは記事の通りです。

      飛行機で日本⇒フィリピンの場合、チェックされるところが日本側の空港のみではないかと思われます。

      フィリピン側では無申告ゲート(ほぼ全員こちらを通ってる)から出ればノーチェック。

      ちなみにわんこのジャーキーはモール行ったときにハードウエアショップのペットコーナーやDAISOで売ってましたよ?

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