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~フィリピンで生活しながらビジネス~

トライシケル修理日記~やたら壊れるフィリピンの造作物の修理~

 
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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
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突然ですがこのブログのタイトルは『フィリピン起業日記』です。

フィリピンでビジネスを忙しくやりたいのですが実際には犬の世話や家事、その他の雑用にまみれて暮らしています。

 

今日はその中の一つ、世話の焼ける我がトライシケルの修理についてご紹介します。




私のトライシケル

フィリピンで走ってるトライシケルの中でもちょっと(かなり?)風変わりなデザインの私のトライシケル。

 

アンヘレスの工房で制作してもらいました。

制作時の記事はこちら

自分のトライシケルをオーダーメイド。製作秘話①

 

見た目重視なの?私のトライシケルは修理の連続

 

納車から約1年ほどたったある日のトラブル

 

いつも市場への買い出しは奥様を乗せてトライシケルで行きます。

 

帰り道で突然『ガンッ』と大きな音。

『なんだ?』と思いながらもゆっくり走行すると、何やらトライシケルがわずかに傾いてる。

 

降りて見てみたらなんと!

サイドカーのボディとフェンダーがくっついてるじゃあありませんか。

タイヤは傾いて鬼キャン↑になってます。

こちら↑が正常なボデーとフェンダーの間隔。

 

下からのぞいたら足回りが折れてる…

正確には溶接が破断してる。しかも2か所。

 

このまま帰るのはちょっとキツイな…足回りとボディが干渉してるし…

 

ここで慌てず騒がず『ウェルディングショップ(溶接屋)』を探す。

奥様にその辺の人に聞いてもらいました。

 

フィリピンには町のいたるところに『溶接屋』があります。

私のトライシケルに限らず、フィリピンのモノはよく壊れる。

 

なので『修理業者』の需要が非常に高いのです。

修理業者の中でも特にバイク・トライシケル関連。

 

他にも『ブルカナイジングショップ』(タイヤの組付けやパンク修理の店)

『パーツショップ』などは町のあちこちにあります。

 

 

…そんなこんなでウェルディングショップ発見。立往生したところから100m位の所。

 

スタッフに依頼すると手際よく直してくれました。

 

その間約10分程度!修理代金は50ペソ(100円ちょい)。

驚きの速さ&安さでした。

 

フィリピンの一般的なウェルディング職人の代金は、『溶接棒1本あたりおいくら』なんだそうです。

 

ところが…

2か所破断していたのだが、1か所しか溶接してくれてない…

 

安くて早いのは良いが、フィリピンの職人はとにかく仕事が粗い…

とりあえず応急ということで、後で自分で直すかな( 一一)

 

無事に帰路についたのでした。

こちらは足回りが折れた時にボディにヒットしてベッコリの痕。

 

コレが初ではない!過去にも何回も溶接破断してる

 

今回で溶接部分が壊れたのは4か所目。

実は納車初日から溶接が折れました…。

その後もサイドカー各部の溶接が破断してます。

 

元プロの整備士がトライシケルの運転と構造を解説!サイドカー体験記

過去の修理は上記の記事に書きました。

 

職人の溶接が下手なのか?

はたまた使い方(乗り方)が悪いのか?

 

…たしかに使い方はあまり良くないと思います。

時速60km以上で飛ばす時もあれば、仕事でコメや水など100kg以上載せて運ぶ時も多い。

 

基本的には主に『人を乗せる』造りのサイドカーなので、過剰な積載をするべきではないのかもなー(;^ω^)

 

重量物積載用のコロンコロンっていうのもある

 

コレは『トライシケル』じゃなくて『コロンコロン』っていいます。

ご覧の通り荷物の積載がメインの造り。耐荷重能力も高そうです。

 

実は最初はコレを買おうと思ったのですが、

 

奥様 『かっこ悪い。こんなの乗りたくない』

 

なんて言うから私も

 

 私 『んじゃかっこいいヤツにしよう。』

 

てなコトに。

 

まあ、移住してきて最初の頃に購入したものだし、これはこれで勉強ですね。

買い替えるときはどんなのにしようか、今から胸が膨らんでます(笑)

 

まとめ フィリピンで完璧な工作を期待してもダメ。間に合わせの手段を確保しておく

 

サイドカー職人が拵えた私のワイドカーでさえ、乗り出し初日に壊れる始末。

そして今後も壊れ続けるでしょう…。

 

街中ならどこでも修理ができるフィリピンの環境のは有難い。

しかし田舎の人は大変だろうな…。

 

ですが、

そこら中に修理できる店がある=だれかれ構わず「職人」をやっている

 

ということになり全体的に仕事の質が低いです。

 

ですので対処として壊れるたびに直していくのがベスト。

もちろん、ただ元通りじゃなくて職人に指示しながら補強などのリファインを加えていきます。

 

任せっきりにしとくとハンパな仕事をされるのは当たり前。

応急で直した足回りも、後日ガッチリ補強して修理しました。

 

ただこれをやるにはある程度工作物に対する知識が必要ですが、

フィリピンで生活してるとこんな毎日なので自然とこういった知識が身につきます…。

自分でできない人は、親戚など詳しい人を頼りに経験を積み、

自分でやるか職人に作業指示ができるレベルになるまで学びましょう。

…しかしこんなことよりビジネスに集中したい今日この頃の日記でした。( •᷄ὤ•᷅)



 

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