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フィリピン通販の【ダマシ手口】徹底解説!ラサダLAZADA&ショッピーSHOPEE攻略法

 
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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
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フィリピンの通販について、どう思われますか?

 

  • 信用が低い
  • 注文した商品がちゃんと届くか心配
  • 決済や返品時などのトラブルが心配

このように思われている方、それは間違いないと思いますw。

日本のアマゾン等と違ってフィリピンの通販の世界は弱肉強食。一筋縄ではいかない。

 

フィリピンの通販を扱うにはいくつかのコツが必要となってきます。

それは『ダマシ』的商法で商品を販売する業者が多いからです。

 

ワタシはここ半年あまりの間にフィリピン現地でLAZADAやShopeeで実際に40点ほど購入しました。

この記事ではそれらの経験から見出した

 

ダマシ手口の詳細

フィリピン通販のコツについてお伝えします。

 

決済や配送、返品などでの経験と感想を書いておきますので参考にしてください。



配送トラブルについて

 

最初に『フィリピンの通販』と聞いたらコレが一番心配されるのではないでしょうか?

ところがワタシが40点以上注文した中では配送に関するトラブルは一度もありませんでした。

 

ただ、日本のように迅速ではありません。

1~2日で届くことはたまにありますが、稀です。

 

遅いものだと10日以上掛かったりします。

慌てずに待つか、配送状況を確認しましょう。

 

ワタシが使っている配送方法は

COD(=代引き。Cash on delivery)かG-cash。

通販ではクレジットカードは使わないようにしています。

 

配送トラブルはなさそうだな?と思うようになってからは

G-cashがメインです。自宅を留守したとき、決済が面倒なので。

(留守宅時はスタッフか奥様が常駐しているストアで受け取ってもらってます。)

 

配送業者が自宅を見つけられず、配送中に電話してくることが何度かありました。

電話でロケーションを説明したり、家の前に立って待ってあげたりと日本の配送のようにはいきません(笑)。

 

配送状況をオンラインで追うことができる現在では配送トラブルはそんなに気にしなくても良いかもしれません。

 

あとトラブルではありませんが、エアキャップぐるぐる巻きの上にテープぐるぐる巻きの梱包は開封がメンドクサイ…。

返品トラブルについて

 

タイトルの通り、フィリピンの通販は『ダマシ』が多いです。

他にも不良品が届くケースも日本よりはるか多い(悪意の有無ではなく、不良品自体が市場に多い)

 

なので返品の頻度が多くなります。

ワタシはすでに3回返品しています。

 

ちなみに私が日本にいたころはAmazonで年間100点近く購入してましたが、返品したことはありませんでした。

 

LAZADAやShopeeはほとんどの商品が返品可能です。

返品の可否は確認しておきましょう。

しかも商品代金+送料分も返金されるのがありがたい。

 

がしかし、返品には手間と時間が掛かります。

返品の伝票を印刷し、LBC(配送業者)に並んで発送。配送にも時間が掛かります。

 

返品商品の発送から3週間以上たっても返金されなかった事もあります。

あまりに遅いので追跡したら、送り先が不在のためにLBCが何度も訪問していたようです。

配送が完了するまで待つしかなく、この時は返金までに1か月ほどかかりました。

 

フィリピンの通販はとにかく【ダマシ】が多い!ダマシのケースと防御法

 

フィリピンでは【粗悪な商品】が多いというのは周知の事実。

したがって通販で【粗悪な商品】が売られているのは当たり前。

 

ここで取り上げるのはそう言った製造者レベルの【ダマシ】ではなく、

販売業者の悪質な【ダマシ】について。

 

  • スペック(仕様)の詐称
  • ニセモノ(コピー品)を本物と称して販売したり
  • 一部の部品しか送ってこない

などなどケースは様々。

どれもAmazonだったら販売業者がペナルティ受けるというか退場レベル。

フィリピンの通販業界ではこういった悪質業者が野放しの状態です。

 

ワタシが見た実例をご紹介します。

 

ケース① スペック詐称

 

LAZADAでアクションカメラを購入しました。

フルHDでカメラ本体、各種フィッティングアダプターほぼフルセットの状態で549ペソ(1000円ちょい)。

 

ワタシ ちょっと安すぎない?

と思いながら購入してみましたが案の定。

 

商品説明欄に記載されていた

  • 1080ピクセル ⇒ ウソ
  • 画角170度 ⇒ ウソ
  • 日本語対応 ⇒ ウソ

ワタシの要求するスペックが全てウソだったので詳細をキッチリ報告して返品しました。

確認してませんがおそらく他のスペックもウソだらけでしょう。

 

バッテリーの容量詐欺もよく見受けられました。

 

この記事を書いている現在でも同じものが同じ業者からLAZADA上で販売されているので、

特にLAZADAから業者への制裁はなかったようですね…。

 

このような例は他の様々な商品でも見受けられますし、業者が排除されている感じもしません。

 

ケース②ニセモノ販売

 

フィリピンでニセモノ販売自体をどーのこ-の言うのはもはやナンセンスの域w。

ワタシが悪質だと思うのは公然と【本物です】と記載した上に価格もそれに近いところで出品してしまうトコロ。

 

通常、フィリピンの店でニセモノが売られている場合、明らかに『ソレとわかる』ように販売されています。

明らかに安い価格設定だったり、露店などで販売していたり。

 

ソレをみて本物だと思う人はいません。

仮に『本物か?』とスタッフに聞いても苦笑いされるだけでしょう(笑)。

 


街中で買った『明らかに分かる』ニセモノBOSE。300ペソ(600円)。

 

ネット上で行われているソレは、上記の『暗黙の了解』を無視し、それを逆手にとったもの。

なのでここでは『悪質である』と判断させていただきます。

 

LAZADAで多数出品されているコチラの商品。

日本のAmazonで3300円でした。

 

LAZADAだと400~2200ペソ(800~4500円)の価格帯。

 

400~500ペソはいわゆる『明らかにニセモノとわかる』範疇です。

しかし1000ペソを超える価格でニセモノを販売するのはいかがなものかと思います。

 

この価格帯になってくると『本物』あるいは『本物と思わせる表記』が目立ちます。

でもレビューを見ると『音が割れる』『すぐに壊れた』などの感想が散見。

 

本物か偽物かの検証は行っていませんが、この辺の微妙な価格と表記には注意した方が良いと思います。

 

ケース③ 一部の部品しか送ってこない

 

コチラの商品はドリルの先端を研磨する道具。

 

コレが送られてくると見せかけて、

実際に送られてくるのは先端の砥石だけ。

 

コチラの商品は購入はしませんでしたが、商品レビューにこういった文句が写真付きで載せられていますw。

 

他にも

 

  • 写真撮影でサイズを大きく見せるケース
  • 写真でセット販売のように見せて実際はバラ売り

などのダマシもあります。

 

ただこれらはサイズや数量を明確に表示しない、あるいは小さく端っこに表記するなど明らかな詐欺ではないケースが多いですね。

でもワタシには意図的にやっているとしか思えませんw。

 

【詐欺販売】【ダマシ販売】をかわして商品を買う方法

 

上記のような【詐欺】や【ダマシ】を回避して買い物するにはどうしたらよいか考えてみました。

 

対策① レビューを確認

 

コレが一番有効だと思います。

ダマされた人がバンバンレビューを投稿してくれているので。

 

レビューには写真も掲載できるのでこの記事の取材にも大変役立っていますw。

またこれらのレビューをたくさん見ることで【ダマシ】の傾向が見えてきます。

 

レビューがない出品は気を付けた方が良いでしょう。

ワタシは比較的高額でレビュー無しの商品は手を出しません。

 

【ダマシ】かどうかわからないですし、

さらに【ダマシ】の手口がバレて売り場を変えてきた業者の可能性も考えられます。

対策② 同じ商品で他の出品者の価格をチェック

 

日本のAmazonなどであれば『最安値』の出品を狙うのがセオリーですが、そこは注意が必要です。

フィリピンの通販では他の出品者と比較して明らかに価格が低い場合、【ダマシ】である確率が高いです。

 

上記の【ダマシのケース】に当てはまっていないか入念にチェックしましょう。

 

同じ商品で出品が多い場合は、まず全体からかけ離れた(安すぎる)価格の出品を除外し、その残りの中から安目を狙うのが無難でしょう。

 

ニセモノを回避したい場合はその商品の実勢価格を調べて、極端な価格差がないトコロを狙います。

ワタシはモール等での店頭価格や日本のAmazonで価格をチェックすることが多いです。

 

対策③ サイズ、数量、セット内容、スペックなど詳細を【必ず】チェック

 

フィリピンの通販は画像を巧みに使ったダマシが多いので、画像だけ見て買うのは禁物。

  • サイズ
  • 数量
  • セット商品なら構成内容
  • スペックなど

詳細を確認しましょう。

 

詳細の記載がないならチャットで出品者に問い合わせる機能もあります。

常に疑いの目を持っていればそう騙さることもありません。

 

参考:私がよく購入するモノ、一番高い買い物

 

ワタシが購入した中で最も高額だったのがこのジンバル(DJI Osmo3)。

6300ペソ(約13000円)。

正直コレで失敗したらどうしようかとメチャクチャ不安でした。

 

ニセモノかどうか心配でしたが、スマホ連動のアプリも正常に動作しているので大丈夫そうです。

今となっては返品が普通にできるとわかったのでそんなにビビりません。

 

頻繁に購入するのは趣味のDIY関連。

工具類は店で買うより安い。

最近はネジなどの消耗品をまとめ買いが安いのでお気に入りです。

 

あとはYouTubeの撮影機材など。

 

まとめ

 

LAZADAを中心に解説しましたが、Shopeeもいくつか購入しました。

Shopeeの方が消耗品や小物の価格が安いものが多い気がします。

 

フィリピンの通販はそのほんどがダマシというわけではありません。
(でなきゃ40点も買い物しませんw)

良心的な商売をしている業者も多い中、悪質業者が排除されていないという状態。

 

悪質な業者ほどサイト上で不正な手段で顧客の心理をついて売り込もうとする。

したがって遭遇する確率が高くなるのです。

 

なので悪質業者を回避したうえで買い物をすれば良いモノもたくさん見つかります。

この記事を参考にしてフィリピンの通販で良い買い物をしていただければ幸いです。

 

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