~フィリピンで生活しながらビジネス~

フィリピンのぶんたん(ザボン)!プロが教える失敗しないポメロの買い方・食べ方

2019/01/19
 




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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。 詳しいプロフィールはこちらをご覧ください
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『ポメロ王に!俺はなる!』

ってフィリピンでポメロの商売しながらビジネス修行中のムラタです!

 

東南アジアではポピュラーなフルーツ、ポメロ。

私(奥様)の店の商材の一つでもあります。

 

売買をしながらポメロについてかなり勉強しました。

味や旬、安くておいしいポメロの選び方や食べ方、その他ポメロの豆知識を徹底的に書いてみました。

 

まずポメロってなに?

ブンタン文旦学名Citrus maxima Merr.)は、柑橘類の一種である。標準和名はザボン(朱欒、香欒、謝文)。ボンタンジャボンとも呼ばれる。

引用元:Wikipedia

ポメロは英語の名前(Pomelo)。

日本でいうと文旦、ボンタン、ザボンです。

タガログ語(マニラ近辺)だとSuha(スーハ)

ビサヤ語(フィリピン中部~南部)だとBuu ngon(ブウゴン)

ダイだとソムオー

ベトナムだとブーイ

中国語に翻訳したら『柚子』(ヨウズイ)だそうです。

 

原産は東南アジアですが、各地でいくつかの品種があるようです。

柑橘系の中では一番大きく、重いとされています。

 

店で販売している中で一番大きいもので1.6kgもありました。
縦の直径は約20㎝!

ポメロの味は?

 

日本のぶんたんはやや酸味や香りが強いのが特徴のようです。

東南アジア各地の一般的なポメロは比較的香りと酸味は弱め。

 

その代わり非常に甘い。苦味は全くと言っていいくらいありません。

文旦やグレープフルーツなどの酸味が苦手な方にはうってつけの柑橘。

 

ポメロのシーズン

 

フィリピンでは年末に向けた11~12月が最盛期です。

フィリピン人は年越しの時に丸いものを集めて飾るという習慣があり、丸いフルーツは年末に飛ぶように売れます。

 

そして12月が価格の下がる時期。

私の店でも本場ダバオから大量に買い付けしたポメロを販売しました。

 

フィリピンで出回っているポメロの品種

 

ご紹介したほかにもあると思いますが、私の住むエリアの市場で見かける3品種をご紹介します。

名称とかは分かりません。悪しからず。

 

その① まん丸で値段が比較的安いヤツ

私の住むブラカン州では9月頃から出回ります。

味は安いなりです。

 

キロ当たりの値段は安いんですが皮が厚いので、外観からすると果実が小さい。

あと、大きい種が入っているのが特徴です。

 

その② 外観が真っ黄色でビニールに入れて吊るして売ってるヤツ

このテのポメロだけこんな風に吊るして売られてます。

皮と果実が黄色なのが特徴。

おそらく?輸入物のような気がします。甘味はそこそこ。

モノによってほんのり(わずかに?)苦味が。気にならないくらいほんのりと。

 

その③ てっぺんが出っ張ってるヤツ。種が小さい

フィリピンのポメロの本場、ダバオで出回っている品種。

まん丸ではなくてっぺんが出っ張った形をしています。

 

特にダバオ産は果実がルビー色で甘味が強いのが特徴です。

うちの店で取り扱っている品種です。

 

おいしいポメロの産地、ダバオ。

最盛期のダバオの市場。ポメロだらけ。写真左に積んだある箱もポメロです。

 

マニラの方でポメロを販売するとこんな一幕が。

 

お客さん『このスーハ(ポメロ)、ダバオのやつか?』

 

  『そうッスよ。』

 

お客さん『買った!』

 

必ずと言っていいほどお客さんとこのやり取りがあります。

それだけダバオのスーハはメジャーなのです。

 

『本当にダバオのがウマいのかな~?』と思った私はルソン島各地のポメロを買い付けて食べてみました。

 

奥様の田舎の方へ買い付けに。

車で持ち帰って販売。毎日ポメロの試食。

結果、やっぱりダバオ産が一番ですね。甘くておいしい。

 

おそらく天候がほかの地域と違うからでしょう。

というわけで今は遠いけどダバオ産を取り寄せています。

ダバオの生産者と商談。

買い付けたポメロをコンテナに積み込んでいます。

マニラ港まで船便で送ります。

 

余談となりますが陸路でルソン島からダバオまで行った時の話

ブラカンからダバオへ!陸路でフィリピン縦断旅行をやってみました!

安くくておいしいポメロを買うポイント!購入徹底ガイド!

 

販売業者の目線から上手においしいポメロを買うコツをご紹介します。

 

おいしい品種

上記の3品種の中の③番がオススメです。そして産地はダバオ。

ワタシが大量に実食しての感想です。

この記事中のポメロのアップの写真はすべて私が食べたモノです。

 

①番は安いなりです。オススメはできません。

 

②番は苦味が欲しい方にはいいかもしれません。

でもフィリピン産じゃなさそうなので、フィリピンで食べるにはちょっと…ね。

 

ポメロのクラス分け

右が上のクラス。左に行くにつれて見た目が悪い。

ポメロ生産業者から聞いた話では、ポメロはA,B,C,RJの4クラスに選別されます。

 

Aが一番見た目がきれいで、当然値段も高くなります。

一番下のRJは見た目の悪いものや虫食い跡がある、オーバーサイズ(生育しすぎたもの)など。

 

一番良しとされる大きさは600~700グラム位のモノ。

大きすぎや小さすぎは『規格外』としてクラスが下がります。

 

※一部では400グラム前後の小粒のAクラスもあります。

 

ここでポイントとなるのが実は『どのクラスも味はほぼ変わらない』ということ。

同じ品種、同じ生育場所(木)であれば味もほぼ同等。

 

同じ農園で同時期に収穫されたものであればあまり味のバラツキはありません。

クラス分けはサイズと外観によるものです。(糖度なんか計ってませんよ(笑))

 

同じ味でも見た目きれいなポメロは高いんです。

フィリピンも日本と同じくフルーツの外観は重要視されます。

 

お金のないフィリピン人は見た目が悪くて安いヤツを選びます。味同じだから。

 

外皮の虫食いについて

 

虫食い跡があるものは若干痛みが早くなりますが、これもすぐ食べれば大丈夫。

大量買いや日本に持ち帰るなど長期保管前提でなければ気にしなくてOK。

 

虫食いでいびつになったポメロ。でも味は一緒。

 

虫食いがあっても果実まで達しているケースはごくまれです。

あとオーバーサイズは若干大味になることもありますが、フィリピン人はまったく気にしていません。

『少し違うかも…』程度の話です。

 

かなり大きな虫食いのある外皮をむいたもの。

クレーターの状になっていますが、果実にはほぼ影響なし。

 

ポメロの賞味期限と保管方法

 

保管状態によりますが、通常ポメロは皮をむかなければ常温保存(フィリピンの気候でもOK)。

収穫から4~6週間は普通に食べれます。

虫食いがあっても1か月近くは大丈夫。

 

少々外皮ががしわしわになっても中身は大丈夫です。むしろ甘くないポメロは少し熟成期間があったほうが甘くなります。

ハズレをいくつも購入してしまった場合は外皮がしわしわになるくらい置いておくというのも一つの手です。

甘くなかったら2~3週間放置してみましょう。

 

スーパーなどで皮をむいてパックして販売されているものがありますが、これは注意。

皮をむいてしまうとすぐ傷みます。常温だと1~2日でスッパイにおいがしてきますよ。

すぐ食べないなら冷蔵庫へ。(水分が抜けるの早めに食べましょう。)

 

あと、外皮をむいたポメロはコバエが寄ってきやすいです。

容器に入れて保管が好ましいです。

 

外皮は果実を乾燥から守ってくれているので、外皮を剥いたらすぐ食べるのがベター。

 

ダバオ産か?のやり取りについて

先述のお店での『ダバオ産か?』の質問にはどこの店もほぼ100%『ダバオだよ』の返事が返ってきます。

みんな普通に嘘ツキです。(笑)

 

私が購入してきた中でも『ダバオ産じゃない』という返事を聞いたことがありません。

つまり、売り手はみんな『ダバオだよ』と言うのです。ここはフィリピンだから(笑)

 

なのでこのやり取りではダバオ産かどうかの判別はできません。悪しからず。

確実に判別することはできませんが、先述の品種③の中でもダバオ産ではないものの特徴として、

 

『果実がルビー色ではないモノが多くあります。

色が薄い、または黄色に近いものは疑いアリです。

 

必ずすべてに当てはまるというものではありません。傾向です。

割ってあるサンプルがある、試食させてもらうなど購入時に確認することができればチェックしましょう。

 

買ったポメロは日本に持ち帰れる?

 

ポメロの海外持ち出しについては厳密なルールに乗っ取って言うと、『できません。』

参考:植物防疫所 http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ikuni/ph.html

 

ま、実際には手荷物で普通に日本に持ち込んでる人をたくさん見かけますけどね。

日本の税関で指摘された場合は没収くらいは覚悟したほうがいいかもしれません。

 

あとは自己責任で(笑)

…将来はポメロを日本に輸出なんてのもやってみたいな。

 

買うときのポイントまとめ

 

  • 品種③かつダバオ産かチェック。(ルビー色の果実)
  • 見た目が悪いのは気にしない。味は変わらない。
  • 皮を剥いたものは生もの。賞味期限に注意。
  • 甘くなかったら2~3週間放置してみる

 

ハズレポメロを買ってしまった方におススメの食べ方

この記事の知識を活用してそれでもなお、甘味が薄い、酸っぱいなどハズレを引いてしまわれた方。

おいしくする食べ方をご紹介します。シロップ漬けってやつですね。

 

  • ①まずは皮をむいて(外皮も房の皮も)果実をすべて取り出します。
  • ②砂糖・はちみつ・シロップなどをまぶす(在るものを適当に。)
  • ③水を少々(入れすぎ注意)※一般の柑橘類と比べると砂糖漬けにしてもあまり水分が外に出ない気がします。
  • ③タッパーなどに入れて冷蔵庫で丸1日以上寝かす。浸かりを均一にするため途中で上下入れ替えてあげましょう。※冷蔵保存なら2~3日は食べれます。

ナチュラルではありませんが甘くなります…

このまま食べても良し、これにちょっと手をかけてゼリーで固めてもおいしいくなります。


動画付き!ポメロの外皮の剥き方!スーハの簡単な食べ方!

 

ポメロはおいしいんだけど、外皮剥くのが大変なんだよね…

とお嘆きのそこのあなた!ご安心を。

自己流の皮の剥き方を伝授いたします。

 

まず、このようにポメロのてっぺんを切り落とします。

果実が見えるか見えないかくらいのところがベスト。

 

次に、むきやすいように外皮に包丁で切れ目を入れます。上から下へ8本ほど。

花剥きにするのでお尻の部分は少し切らずに残す。

この時包丁入れすぎると果実も切れてしまいますが、食べれますので見た目にこだわらなければ全然OK。

 

剥くときに指が引っ掛かりやすくなるように包丁の先端を使い、①で切断した面に丸く切れ目を入れていきます。

果実を切ってしまわないように外に向かって斜めに切っ先を入れましょう。

 

手を使って切れ目に沿って剥いていきます。一般的なミカン剥き。

外皮がむけました。

 

ここから実を割るのも意外と力が要ります。

ご覧のように口が開いていれば、ここに思い切って親指を突っ込んで実を割きます。

開いていない場合は包丁を使ってお尻の白い皮を少し切り取って、親指が入るとっかかりを作りましょう。

2つに割れました。あとは果実を取り出すだけ。

 

動画にしてみました。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ポメロを買って食べるまで、私の知るあらゆる知識を凝縮しました。

 

いや、凝縮できてなくてすごく長い記事になってしまいました。(;’∀’)

他に知りたいことあったらコメントお寄せください。

 

可能な限り勉強してみようと思います。


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