~フィリピンで生活しながらビジネス~

2019年フィリピンの新車価格を調査!元、車のプロの私が新車で購入した理由

2019/03/22
 




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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。 詳しいプロフィールはこちらをご覧ください
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フィリピンの新車販売はここ数年、毎年18~20数%の伸び率で各メーカーやメディアの注目を集めています。

トヨタや三菱などの日本のメーカーが現地で生産し、フィリピンで大きな国内シェアを占めています。

 

でもフィリピンではよく『新車が高い』と言われます。

元ディーラーの営業マン&メカニックの私がプロの目線で?実際どうなのか調べてみました。

 

※写真と価格、スペックは各メーカーのフィリピンのHPより引用しています

※日本円への換算レートは1018年10月現在1ペソ=2.1円です。

※相次ぐマイナーチェンジや価格変更により2019年3月に大幅に内容を更新しています。

新車価格 トヨタ

FORTUNER(フォーチューナー)

  • 224.5万ペソ(471.45万円)

2.8Lディーゼルエンジン 6速A/T 4WD

 

このクラスは街中でかなり多く見かけます。価格もお値ごろなんでしょう。(お金持ちにとっては)

フィリピンでは燃料価格の安いディーゼル車が人気。

 

最近のモデルは日本同様、高性能なクリーンディーゼルエンジンが採用されています。

 

ハイエース

  • コミューター 144.2万ペソ(302.82万円)
    2.5Lディーゼルターボ 5M/T
  • スーパーグランディアLXV 267.1万ペソ(560.9万円)
    ハイエンドモデル 3Lガソリンエンジン 4A/T

 

世界中で大人気のハイエース。4グレード構成。

『商用車』として使っている人がほとんどで、コミューターでレンタカーとして営業しているのをよく見かけます。

 

レンタカーといってもフィリピンではドライバー付き。

家族連れなど大人数の長距離移動などで人気があるみたいです。

 

新型ハイエース

新型ハイエースが2019年2月に発表されました。

日本ではこの型は未発売らしいです。多分日本では売れないでしょうね。デザイン的に…

 

  • コミューターデラックス 159万ペソ(333.9万円)
    2.8ディーゼルターボ6M / T

 

  • GLグランディアツアラー 222万ペソ(466.2万円)
    2.8ディーゼル6A / T

フィリピントヨタのHPでは旧型と新型が両方リリースされています(2019年3月現在)
排気量が2.8Lにアップ、コミューターの5速MTは6速にグレードアップしています。

 

wigo(ウィーゴ)

  • 1L M/T 58.6万ペソ(123万円)
  • 1L A/T 62.1万ペソ(130.41万円)

 

軽自動車の新車がないフィリピンではこのクラスが最小クラス。

フィリピン庶民が新車で買うとしたら、この辺でしょうか?(買わないだろうけど)

 

アルファード

  • 365万ペソ(766.5万円)
    3.5Lガソリンエンジン8速A/T

 

最近ではラグジュアリーカーというとセダンよりこういったミニバンが主流になりつつあるかもしれません。

 

お金持ちが運転手雇ってくつろぐには最高の居住空間。

価格もお金持ちじゃないと買えないですね。

 

新車価格 ミツビシ

ミラージュG4

  • ミラージュG4 GLX  66.6万ペソ(139.86万円)
    1.2L MT 
  • ミラージュG4 GLS  76.9万ペソ(161.49万円)
    1.2L CVT

日本でも販売されているハッチバックタイプもあります。

 

XPANDER(エクスパンダー)

  • GLX 1.5G 2WD MT 99.9万ペソ(209.79万円)~

私が購入した三菱アドベンチャーの後継モデル。

 

上級グレードでも1500ccのガソリンエンジンです。

ボディサイズの割にはコスパがいいんじゃないかな?

 

MOTNERO SPORT

  • GLX 2WD  149.9万ペソ(314.79万円)
    2.4Lディーゼルターボ 5M/T

  • 最上級グレードGT 4WD   216.4万ペソ(454.44万円)
    2.4Lディーゼルターボ 6A/T

 

トヨタのFORTUNERが競合車種ですね。

ミツビシのほうがグレード構成が多く、価格の安いグレードがあるのが魅力。

 

日本で販売されてる『アウトランダー』より一回り大きいです。

 

STORADA(ストラーダ)

  • GL 2WD 2.5  5M/T 96万ペソ(201.6万円)
  • GLS 2WD 2.4 6M/T 144.5万ペソ(303.45万円)

 

フィリピンではピックアップトラックは人気があり、たくさん走ってます。

荷台に大人数が乗っていたりすることもしばしばw(おそらくフィリピンでも違反です)

 

新型ストラーダ

2018年にタイで発表されたストラーダ(タイ、日本ではトライトン)がフィリピンでも販売されてました。

日本の三菱だとデリカD:5っぽいデザインになりました。

 

  • GLX Plus  116.6万ペソ(244.86万円)
    2.4Lディーゼル M/T 2WD
     
  • GT 167万ペソ(350.7万円)
    2.4Lディーゼル A/T 4WD

個人的には旧モデルよりこっちの新型の方が好きです。



新車価格 フォード

 

RANGER(レンジャー)

  • 廉価グレード  XLS  102.9万ペソ(216.09万円)
    2.2Lガソリン 2WD 6M/T 
  • 上級グレード  Wildtrak  169.5万ペソ(355.95万円)
    2Lツインターボディーゼル4WD 10A/T 
  • 最上級グレード Rapter 199.8万ペソ(419.58万円)
    2Lツインターボディーゼル
    4WD 10A/T

 

ピックアップトラックは人気があるので各社販売してます。

 

個人的にはピックアップではコレが一番かっこいいと思います。

  • 幅広いグレード構成
  • ツインターボディーゼルや10速A/Tといったスペック的なもの

でも他社より一つ抜きんでてる気がします(あくまで個人の見解です)

 

さらに販売強化として新グレード『ラプター』が投入されました。

 

EcoSport

  • 1.5Lガソリン Ambiente  5M/T 91.8万ペソ(192.78万円)
  • 1.0Lガソリン EcoBoost 6A/T 118.8万ペソ(249.48万円)

 

コンパクトSUVも販売されてます。

が、日本と比べるとフィリピンは大型SUVの人気に押されてやや下火な感じがします。

 

このカテゴリで一番見かけるのがこのフォードのエコスポーツ。(これも個人の感想)

 

新車価格 HYUNDAI(ヒュンダイ)

 

かつて日本市場に参入していましたが撤退していったヒュンダイ。

ここフィリピンで展開していました。

STAREX

  • 2.5 GL 5MT(Dsl) 139.5万ペソ
  • 2.5 CRDi GLSゴールドAT 218.8万ペソ

 

日本では大人気のワンボックス(ミニバン)はフィリピンで見かけるのはハイエースとこのスタレックスくらい。

最近マイナーチェンジしたようで、ヘッドライト周りのデザインが変わってました。

 

親戚が旧型(中古で購入)を愛用していますが、エンジンルームをのぞいたらなんと三菱のディーゼルエンジンのコピーでした(笑)

現行モデルはどうなんでしょうね?

 

スバルは新車価格調べられませんでした

STIの写真だけなんとかゲットしました。コレも販売されてるっていうのはちょっと意外でした。

 

しかしフィリピンスバルのHPはトップページが重すぎ…

作りこまれているのはわかりますが、フィリピンのネット環境を全然考えてません。

 

我が家の光ファイバーのインターネットですら、5分経ってもトップページが表示されません。

 

よって取材を断念しました。悪しからず。

日本でご覧になる方はこちらからどうぞ

 

リサーチが足りないんじゃないの?フィリピンスバルのweb担当( 一一)



いろいろ調べてみて分かったコト

メーカー・車種は多岐にわたる

 

すべての車種を掲載するには量が多すぎたので私の好みで選びました。

若干偏りがあるのはご容赦ください。(笑)

 

他のメーカーではマツダ、日産、スズキなんかもありましたね。

外車だとベンツ、BMW、ジャガー、ポルシェ…マニラへ行けば何でもあります。

 

そして本題の『価格が高いかどうか』

 

結論から言うと『高くない』ですね。

販売する国によってグレード、装備などの仕様が異なるので厳密に比べることはできません。

 

しかし『フィリピン国内で生産・販売してる車』と

『日本国内で生産・販売している車』で比較する限り、大した差はないと思われます。

 

輸入関税が高いから輸入してくるモノはやっぱり高いですね。

しかしコレは日本でベンツが高いのと一緒ですから。

 

さらに実際の購入時には日本にはないような

  • しょっぱい装備
  • マニュアル車

などのいわゆる『廉価モデル』がフィリピンではいろんな車種で展開されています。

 

購入予算に合わせた選択がしやすい気がしますね。

日本は意外とこの手の選択幅は小さい。

日本では売れないグレードはマイナーチェンジですぐドロップ(販売中止)してしまうから…

 

さらには購入時の税金とかも

  • 日本は別途課税(重量税、自動車税、取得税ほか)
  • フィリピンはほとんどの税金が込みになった車両価格

なので、別途諸費用が2~3割追加されるなんてことも無い。

 

あと一部の車両は目玉が飛び出る位高いものがありますが、これは輸入車だから。

 

フィリピンは海外生産の完成車を輸入すると関税がバカ高い。

税率100%とからしい。(一部の税制優遇車を除く)

 

ベンツ、BMWだとか日本車でもフィリピン国内では作ってないので高いです。

ですので『高くない』のはフィリピン国内で製造されたモノに限ります。

 

フィリピンの自動車市場についてネットニュースとか見て思ったこと

 

『なんかものすごい勢いで新車の販売が伸びている!!』というニュースをネットでたくさん見ました。

すさまじい伸び率なのは冒頭でお話しした通りです。

 

しかし実際の新車登録台数(2017年のデータ)は40万台程度で、日本の約1/10です。

そしてフィリピンの人口は日本に迫る約1億人。

 

経済成長著しいフィリピンでなぜこんなに新車販売台数が少ないのか?

実際フィリピンはクルマだらけ。渋滞が大きな社会問題です。

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思いつくのは庶民は中古車しか買わないから。

フィリピン人の所得水準は日本の約8分の1程度。

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そして自動車の価格はというと、日本と同じくらい。

新車は収入に見合わないというコトになります。

 

新車を買うのは全人口の10%未満の富裕層の方々。

この人たちが国中のすべての富の約9割を保有しているといわれています。

 

一握りのお金持ちがほとんどの富を吸い上げてるってのがフィリピンの社会の構造です。

 

残りの9割のフィリピン人が中古車を買っていると考えると、中古車が異常に高いのも納得がいきます。
中古車ってのは相場モノですから。需要があれば値段は上がる。

 

日本ならスクラップにするような車がフィリピンだとウン万ペソ(日本円だとウン万円~20万円)とかで取引されます。

そんなフィリピンで中古車を買うのはリスクが高い。

 

まとめ

 

長ったらしくなったので短くまとめると

  • フィリピン人の収入では新車は高い。高過ぎ。
  • であるがゆえに中古車ばかりが売れる⇒中古車がバカみたいに高い。
  • 上記2点を日本人の目線で見ると、新車を買ったほうが良い。(あくまで日本人の目線です。)

と、いうことになりました。

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フィリピンで中古車を購入するというのはかなり力量が試されます。

私の元セールス、メカニックのキャリアがあればできたとおもいます。

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まぁしかし、私こんなんでいろいろと忙しいので、車のメンテナンスにあまり時間を使いたくない!

というか、修理とか人に頼めることは自分でやらずに人に頼むべきです!(人件費が安いから)

 

あと考えたのは快適性と安全性。

 

フィリピンにはロードサービスなんてありません。

フィリピン縦断旅行した時、地方には乗り捨てた故障車や事故車がゴロゴロしていました。

 

この『いざ』という時に自分で何とかなるだろうか?

こんなことも新車に心が傾いた理由の一つでした。

 

新車購入後、フィリピン人の友人に新車買った話をすると、

 

『金もったいない』とか『気が知れない』とか

『お前は、カネ持ってるからなぁ~』

 

なんて感じで冷やかされたりひがまれたりします。

やっぱり、庶民は新車買わないんだね…(; ・`д・´)




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Comment

  1. Seki より:

    こんにちは、いわくつきAdventure続報です、3週間前ぐらいからパワーステアリングの調子がおかしくなり、キーキーと音が出て来て軽かったり重かったり、仕方なくMITUBISHIディーラーへ…結果はステアリングコラムとジョイントの交換、5万8千キロしか走っていないのに(泣)駐車場の車止めに突っ込んだとか段差を急激に乗り越えたからだとか、言われましたが。。。会計時なぜか部品代25%引き(謎)半リーコールなのでしょうか(笑)修理後,hornが鳴ったりならなかったり、ケーブル接続不良か3度も入出庫繰り返しました。それとタイミングベルトを交換する様に進められましたが、アドバイスを頂けますか?5万8千キロ4D56ベルト交換した方が良いですか?

    • muratadasi より:

      こんにちは。

      またの故障、災難でしたね。

      日本の三菱車でコラムシャフトのトラブルなんてめったに聞きません。

      フィリピン三菱の品質か、はたまたフィリピンの道の悪さからか…

      フィリピンのリコールのシステムはよくわかりませんが、消費者にやさしくない国なので実際どうでしょう…(;’∀’)

      2014年モデルでその走行距離ならまだタイミングベルトは交換しなくてよいと思います。10万キロまで頑張りましょう。

      しかしタイミングベルト周りから水漏れやオイル漏れがあるとそれがベルトに付着してベルト断裂の原因となります。

      そのあたりの定期的な点検を欠かさないようにしましょう。

      それとベルトが切れるころには予兆としてエンジンから異音が発生します。

      コグベルト(タイミングベルト)の異音は文字では表現が難しいのですが、もしその音が出たら直ちに使用を中止してディーラーに持ち込みましょう。

  2. Seki より:

    お返事ありがとうございます。タイベルには注意していきます。確か樹脂カバー外せば見えると思いましたので。

  3. やまだ より:

    興味深く記事を拝見させていただきました。
    マニラで一番見かける車はViosな気がするのですが、
    Viosの情報は無いでしょうか

    • muratadasi より:

      閲覧&コメントありがとうございます。

      記事中に書いた通り、車種が多くて書ききれないので私の好みで選んでます。(笑)

      よろしければ下記のトヨタHPをご覧ください。
      http://toyota.com.ph/

  4. Koki より:

    初めまして、マニラ近郊アンティポロ周辺に生息しているアラフィフです。
    私は今年の1月から税制が変わって新車価格が値上げされると聞いたので丁度一年前の12月に新車でモンテロスポーツGLS(2WD、AT)を購入しました。
    所用で先月ディーラーへ行ったときに展示車のエクスパンダーを観察しましたが、値段も手ごろでいい車ですね。生産国のインドネシアではバカ売れしているそうですね。
    うちの嫁さん(フィリピン人)も免許取得を考えているので、彼女曰くエクスパンダーの方が小さくて取り回しが良さそうだと言っていました。
    私は悪路が多いフィリピンでフレーム構造でFR、ディーゼルが欲しかったのでモンテロスポーツを選択しましたが、女性にメカのことを語っても馬の耳に念仏なので説明は省略しました。(笑)

    • muratadasi より:

      コメントありがとうございます。

      モンテロスポーツはいずれ欲しいなと思っている車の1つです。
      羨ましい。

      私の経済力&運転能力ではまだ身の丈に合いません。(笑)
      アドベンチャーは安ぼったいですが仕入れ時の積載性と狭い道を走れるナローボディが重宝してます。

      でも小回りはあまりききませんね。
      ホイールベースそこそこあるので。

      奥様免許取られるんですね。
      ウチのは完全にギブアップしてます(;’∀’)

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