フィリピンのwifi~レンタル?現地購入?お得な活用術【現地徹底研究】
フィリピンのwifi レンタル?現地購入?お得な活用術【現地徹底研究】
昨今、地図アプリや翻訳ソフト、またメール、SNS、無料通話アプリなど、海外旅行中でも(特に海外初心者には)データ通信は必須と言えます。
『海外でインターネットどうしたらよい?』
- レンタルwifiの手配
- 現地で安いwifiルーターとSIMを購入
- wifi電波範囲のみで活用(wifi圏外は使用をあきらめる)
- その他(SIMフリースマホなど)
選択肢がいろいろあって
『どれが良いかわからない!!』
と、いう方のためにフィリピン在住者の目線でwifiおよびデータ通信について解説していきます。
無料のwifiで何とかする。
世界中の旅人の定番。コストパフォーマンスは一番良いですね。
ネットへの依存度が低い人はコレもアリだと思います。
たいがいのホテルはフリーwi-fiがあるので、スタッフからパスワードを聞くことができればここのwi-fiが一番便利だと思います。
注意点
- もちろんwi-fi圏外は使えません。『いざ』という時のネット使用はあきらめましょう。
- 町中にもフリーwi-fiはありますが、多くのwi-fiスポットはログインが必要。英語サイトでの入力が必要で、利用時間に制限が。
- フリーwi-fiと言ってもフィリピンのキャリヤ(通信会社)が運営しているものが多数あります。
ログインにキャリアの電話番号が必要なケースも多いです。 - フリーかと思いきや課金制のwi-fiもあります。
- 回線速度がやたら遅いくせに時間制限付きだったりします。(やりたいことがこなせなかったりするw)
空港のフリーwi-fiも同様です。(空港で無料で使えるのは30分くらい)
この方法で行く人は、電波圏外に備えて
- 翻訳ソフトの言語ダウンロード
- 地図ソフトのオフラインマップのダウンロード
などをお忘れなく。
ポケットwifiを活用する
SIMフリーの端末を持ってない方は『ポケットwi-fi』がオススメです。
お手持ちのスマホやPC、タブレットとwi-fi接続すれば外でもインターネットができます。
特にPCやタブレットなど、複数の端末を持ち込む場合は間違いなく『ポケットWi-Fi』でしょう。
オススメとして3パターン
- 日本でレンタルwi-fiを手配
- 世界中で使えるwifi購入。イチバン便利かつカンタン!
- フィリピンで安価なポケットwifiとSIMを購入(上級編)
それぞれの特徴を解説しますので、あなたに合った方法を選んでください。
レンタルwifi
空港の窓口でレンタルすることもできますが、他社との比較もできるのでネットで事前に手配するのがお得です。(事前手配の方が安いと思います)
手順はネットで申し込み(クレジットカード決済)
⇒ポケットwi-fiを自宅に郵送か空港の窓口で受け取り
⇒帰国後は空港の窓口で返却 となります。
空港受け取りにしておけば、使い方などをスタッフにレクチャーしてもらうこともできるので初心者には心強いですね。
メリットとデメリット
- 〇めったに海外行かない、滞在期間が短いなどの人にはお手軽
- 〇比較的サポートがしっかりしているので初心者や扱いが苦手な方には安心
- 〇会社によってはipadや360度カメラなどのオプションレンタルがあるので、試してみたい方には良いかも
- ▲年に数回海外に行くとか、滞在1か月とか利用の頻度が多い、期間が長い人には割高
以下は大手3社の比較データです。
イモトのwifi
『世界の果てまでイッテQ!』で一躍有名どころとなったイモトさんが商標になっていてこの業界では知る人ぞ知るブランドになった『イモトのwi-fi』。
特徴としてはセルカレンズ(自撮り用広角レンズ)や360度カメラ、折り畳みキーボードなどのオプションレンタルが充実しています。
フィリピンでの基本レンタル料(通信料込み)は
3G電波の通信量500MBで520円/日
4G/LTEだと980円/日~
GLOBAL WiFi
データパックのメニューが多く、
フィリピン3G電波で通信料250MBが90円/日!(割引適用後)
4G/LTEだと580円/日~
90円/日は安いですね!3Gだけど。
ipad-miniや音声翻訳機のオプションレンタルもあります。
Wi-Ho!
- 3G電波のプランがなく、4G/LTEの通信量250MBプランが245円/日!(割引適用後)4G/LTEの最低料金は3社中一番安い。
- 3社で唯一、データ量無制限のプランがあります。(1880円/日)
- サイトでオペレータにチャットができるので、わからないコトとか聞けました。かゆいとことに手が届く。
世界中で(日本も)簡単に使えるクラウドwi-fi(こちらはwi-fiの購入プラン)
こんな方におススメ
- いちいち設定するのがイヤな人。これが一番手間いらず。
- 海外に頻繁に行く人。特に複数の国に行く人。
- 海外と日本国内もポケットwi-fiを使いたい人。どっちもイケます。
- 複数のキャリア(通信社)から強い電波に自動で切り替えるので、エリアカバーと電波キャッチは最強。ビジネスなど、エリアカバ―率と安定した通信が最優先の方
SIM不要!国が変わってもSIMの入れ替えがありません。
クラウドwi-fiの名前はここが由来。世界中のSIMデータがクラウド内にあり、使用する国のSIMデータをポケットwi-fiに自動でダウンロード。
SIMの入れ替えやANPの設定は不要です!
さらにローカルのSIMを挿して普通のWi-Fiルーターとしても利用可能です。
ポケットwi-fi本体を購入。月額400円+データ使用料は使った分だけ!
端末を購入してしまうので、その後はレンタルの様なオーダー、受け取り、返却などの手間がかかりません。
月額400円の維持費がかかりますが、海外での使用料は
4G/LTEの300MBで780円/日~。
もちろん大容量のプランもあります。
オプションプランで日本国内も利用可能。
日本国内も利用可能。
~500MB/月までなら無料の従量課金プランから、
データ量無制限3,980円/月まで。日本国内は月額の課金です。
国内用と海外用で2台のwi-fiを持ち歩く必要がありません。
国が変われば自動でSIMデータが入れ替わり電波を掴むので、空港でいちいち操作しなくてもスマートに利用できます。
電波環境の悪い海外では最強のエリアカバー方式
フィリピンではモバイルデータ通信だと無料通話アプリが使いにくいです。
と、いうのも通信が安定しないため会話が途切れたり切断されたりなんてのはしょっちゅうです。
クラウド内には世界各国の複数のキャリア(通信網)のデータがあり、常に電波状態の良いSIMデータに切り替わります。
日本でいえばdocomoとSOFTBANKの両方のエリアをカバー
フィリピンならSmartとGlobeの両社の通信網をカバーしている
ということになります。
電波網が整っている日本と違い、東南アジアなどでは地方に行くと電波を掴まなくなることはしょっちゅうです。
この複数社の通信網をカバーすることで格段に通信が安定します!
端末購入と月額400円が若干負担ですが、安定した通信と簡単な操作でスマートに使えるのは魅力です。
ヘビーユーザーにはオススメ。
完全フィリピン現地仕様!ポケットwifi現地購入+現地SIM
フィリピンではポケットwi-fiが900~1500ペソ(2000~3500円)位で購入できます!
これにフィリピン国内で売っているプリペイドSIMカード(40ペソ)を挿せば、完全現地人仕様!
あとは現地のデータ通信料を小出しに支払いながら使用できます。
ちなみに私が頻繁に利用していたGoSURF50の通信料は(おそらくGlobe 社で一番割安なプロモ)
4G/LTEの通信量1GBで50ペソ!(約110円)
期限は3日間。
つまり、3日経過するか1GB使い切るまで有効です。
3日間で使い切れなかったデータ量は5ペソ/1日で繰り越しが可能。
例えば1か月滞在でなら、
- wifi本体約2000円
- +SIMカード約100円
- +通信料(Gosurf50ペソ×10(30日分))で約1100円
=3200円!
次回フィリピンに来るときはwifi本体の代金が掛からないのでさらにオトク!!
こんな人におススメ
- フィリピンに年2回以上行く、ないし長期滞在する
- フィリピンの英語サイト見たり現地でスタッフに聞いたり英語(ないし現地語)が理解できる
ただし、難点もあります。
ポケットwi-fiにSIMを入れても
- APN設定
- ロードの購入(通信量の支払いとチャージ)
- プロモの申し込み(ロードをデータプランに交換)
……と、慣れない方には少々面倒です。コスパは良いけどフィリピン上級者向けですね。
当たり前ですが日本語のサポートは一切ありません。
そんなわけで、フィリピンの通信関連の記事をいろいろと書いてみました。
そして極めつけ!現地ポケットwi-fiとSIMカードフル活用マニュアル
この『現地ポケットwi-fiとSIMカード』最大の難点は
使いこなすノウハウが必要という事。
コレをマスターしたい方向けに作成した
通信料が海外ローミングの1/10!?
フィリピン現地プリペイドSIM活用法の全て!!『フィリピンモバイル通信 虎の巻E-book』
の案内を各記事の下に設置してありますのでご覧ください。
その他の注意点
安いポケットwi-fiなので搭載のバッテリーも安物。すぐダメになります。
私が使ってたモノは毎日使用して半年ちょっとでバッテリーがダメになりました。
長期間使わないのも良くないらしいので、使用しない期間が長いと次にフィリピンに行ったときにはバッテリー交換かもしれません。
バッテリーは市場の露店などで200~300ペソで購入できますが、キャリアのショップ(SmartやGlobe )には置いてません。
まとめ
最後にご注意。
フィリピンは電圧は高いですがコンセント形状は日本と同じです。よって充電の際に変換プラグは不要です。
詳しくは下記の記事で解説してます。
数あるプランから予算や目的に合わせていくつかチョイスしてみたら、結構長い記事になってしまいました。
あなたにぴったりのプランはありましたでしょうか?
海外で活動する今の私には日本以上にネットの情報が必要不可欠です。
通信環境の悪いフィリピンでネットをいかに使いこなすか試行錯誤しながら現在に至り、それをまとめました。
『虎の巻E-BOOK』は私の渾身の一作です!情報量が多く(約50ページ)、読み切るの大変ですけどオススメです。
データ通信料1/10!?フィリピン人より詳しい
『フィリピンモバイル通信虎の巻E-book』
フィリピンで格安でインターネットするには?
著者がフィリピンで極めた現地モバイルデータ通信の知識を凝縮!
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