フィリピンは世界TOPクラスの親日国!その理由を知りたいかい?
フィリピンは世界TOPクラスの親日国!その理由を知りたいかい?
ほとんどのフィリピン人は、日本が大好きです。
電通が行った「ジャパンブランド調査2017」の親日国ランキングで
フィリピン、ベトナム、タイ
の3か国が同率1位なんだそうです。
また、フィリピン国内の世論調査でも、
「日本に対して肯定的」な人の割合は8割にものぼるそうです。
フィリピンに実際に住んでると、フィリピンが親日国なのはよく分かります。
間違いないですね。( ̄ー ̄)
今回はこの辺りについて私の完全な個人主観でまとめてみます。
もう一度言いますね。
あくまで「個人の主観」ですのでご参考程度に。
まず、「歴史的背景」の話はあまり気にしていないようです
「親日」って話になると、みんな必ずこの話に続きますよね。
フィリピンは昔日本の占領下で・・
他の国が占領してる時よりマシだった・・
うんぬん…ってやつです。
フィリピン人に聞いても誰も気にしてないですよ?
フィリピン人は基本、あまり先のこと考えてません。その日暮らしの人が多いです。
ってことは、昔のこともあんまり考えてないですよね?
彼らは「今」を生きることに精一杯なんです。
歴史に執拗に固執するのは韓〇と中〇くらいのもんです。
隠れてないですね。これじゃあ↑(笑)
2018.9.6追記 -反省とお詫びー
この記事の公開後、日本とフィリピンの歴史について学ぶ機会がありました。
上記の内容はちょっと軽はずみというか、軽く扱い過ぎでした…反省します。
特にどなたからお叱りをいただいたというわけではありません。
戦時中、日本軍が起こした数々の惨事の爪痕は地域によって大きく違うようです。
私の住む地域は被害が少なかったのかもしれません。
ネットで日本軍による虐殺で殺された方の家族の話を読みました。
その中で印象的だったのが『悲惨な記憶だったが今は日本人を恨んではいない』 といったコメントでした。
「その日暮らしだから過去にこだわらない」のではなく、フィリピン人のおおらかで寛大な国民性の表れだと思いました。
『フィリピン国民全体からすれば、過去にこだわる人がほとんどいない』という本来の趣旨は変わりませんが、軽率な書き方であったと反省ます。
フィリピン人の方すいませんでした。日本語ですが。
では、なぜ親日なの?って話
日本の国際貢献
冒頭のランキング1位の3か国に共通している事
日本政府のODA(政府開発援助)や多くの日本企業が進出している国なんですね。
セブの道路
マニラの空港
空港や道路建設など、フィリピン各地で日本のODAの建造物が見られます。
文化やテクノロジーへの憧れ
フィリピン庶民は常に日本の文化やハイテクの恩恵を受けています。
- 自動車・バイク(トヨタ・三菱・ホンダ・ヤマハ他)
- 電気製品(Panasonicは一流ブランドです)
- 日本食(日清のカップラーメンからジャパニーズレストランまで)
これらが「THE一流ブランド」なのは
これらを買うことができないフィリピンでも知ってるワケです。
いやらしい表現をしてしまいますが、日本は
「お金くれる」そして「モノが1流」
なんですね。彼らにとって。
これが生活の隅々まで浸透してるってことです。
上記の2つが『日本好き』の一番の要因だと思います。
ただでさえフィリピン人というか東南アジアの人たちは ゲンキンですからねぇ。
そしてダメ押し。一般のフィリピン人はカンタンに日本へは行けない
「あこがれの国」になる一つの要因として、
『行くことが難しい』なんてのもあるんじゃないかと思います。
日本人がフィリピンに行くことはカンタン。
ビザなしで入国できますし、エアチケットもLCCだと往復3万円前後で購入が可能。
逆はどうでしょうか?
フィリピン人が日本へ行くにはまずビザ申請。日本側の入国審査のみならず、フィリピン側の出国(渡航)許可も申請が必要。
手続きは煩雑で、経済力の無い人にはとても狭き門です。
エアチケットの値段は3万円前後で同じですが、違うのは平均賃金。
3万円というと平均の月給に近い金額です。
これに滞在費用などなどを考えると、フィリピン庶民が日本へ行くというのはかなりハードルの高い話。
大半の庶民は貯金などありませんから。
この『実際に見ることができない』というミステリアスな部分が「あこがれ」へとつながってるのではないかと私は考えてます。
実際のJAPANフィーバーぶり
ニュースで見た安倍フィーバー
2017年のニュースですが、安倍総理がフィリピンに訪問した時の様子。
フィリピン人が日の丸国旗持って大フィーバー!
「ヤラセじゃねーの?」と思ってしまいます。
この時安倍総理は5年間で1兆円規模の経済支援の表明をしました。
ね?ゲンキンでしょ?(笑)
日本のハイテク崇拝の裏付けとして
自動車やバイクの部品でこんなのをよく見かけます。
よく見ると日本語の表記がおかしいですよね?
そうです。「なんちゃってJAPAN」なんです。コレ。
Mikasa(ミカサ)なんて日本にもありそうなブランド名ですよね。ありませんから。
こうやってメーカー名やパッケージングを「日本製」っぽくしてるだけなんですね。
「日本製ならすべて高品質」というフィリピン人の心理?を突いた商法。
部品屋はこういう部品を「ジャパン・テクノロジー」とか言って出してきます(笑)
「Made in Japan」とか「Japanese brand」とかじゃないからウソじゃないですよね(笑)この表現。
ビジネスシーンでのこぼれ話
人から聞いた話ですが、
あるフィリピンの会社Aのフィリピンスタッフが、取引先会社Bのスタッフ(日本人と韓国人)と話をした時のことです。
そのフィリピン人スタッフは
日本人に対しては 敬称Sir(サー)付きで
韓国人に対しては 敬称無しで
呼んでいたそうです。
どちらかといえば会社Aの方が顧客の立場なので通常のビジネスマナーではSir無しでOKのケースです。
極端な例かもしれませんが、「なんとなく日本人にリスペクト」が感じられます。
まとめ
他にも日本のサブカルチャー(アニメ等)とか、書きたい事たくさんあるんですが、
この話はきりがない位たくさんあるので主要因かな?と思われるものを書きました。
「お金持ち」⇒尊敬ないし大好き
美徳に対する観念が日本とは多少違うかもしれませんね。
こんなことばかり書いてると批判を受けそうですが
他のサイトで書きにくいであろうことを書いてみました。(笑)
決してフィリピン人に対して悪気はありません。
むしろ彼らの考えに対して私は肯定的です。
昔の日本人が欧米に憧れていた時代…
てのとさほど変わらない気がしますね。