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フィリピンの高速道路を便利に!?【RFID】を取得したついでに調査した件

 
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村田 大輔(Daisuke Murata)
元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
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先日、フィリピン版のETCである『RFID』を新規に取得。

料金所での現金を扱う煩わしさから解放されました。

せっかくなので情報共有しつつ、

『フィリピンのETC(電子料金徴収システム)』について調べてまとめてみました。



RFIDとは?

 

ざっくり言えば『非接触型IC』=RFIDと考えて良さそうです。

だから高速道路で使ってるアレ専用の名称ではないのです。

詳細は後述します。

 

日本で身近な『非接触型IC』というとSuicaなどの交通系ICやオサイフケータイなどの電子マネ-が一般的。

これらは読み取り機にタッチさせるタイプのRFIDなワケですね。

 

フィリピンの高速道路で使っているRFIDはICチップ(RFタグという)と読み取り機の距離が離れていても読み取りが可能。

数mくらい離れていても読み取りができるようです。

 

このRFIDはクルマのヘッドライトやフロントガラスに貼り付けたRFタグを料金所の読み取り機が読み取って自動的に通行料を受け取るという仕組み。


ヘッドライト中央に貼り付けたRFタグ

 

日本のETCとの違い

 

フィリピンも昔は日本のETCみたいな車載器タイプを一部の高速道路で使っていたみたいです。

 

現在(2020年現在)では車載器タイプではなくステッカータイプのICタグ(RFタグ)が主流になりました。

 

過去の料金所のキャッシュレスシステム

 

過去には様々なキャッシレスの料金支払いシステムが乱立状態でした。

現在でも乱立状態ですが、主流がRFIDになっていく流れに感じます。

 

車載器タイプ(電子タグ)

実際に使ったことが無いので詳しく分かりませんが聞いたハナシ。

 

外部電源タイプと電池内臓のタイプがあるようで、

電池タイプは内臓の電池が切れると電波が飛ばなくなるらしい…。

 

しかも電池交換不可というからワケ分からん。

自分で所有してたら分解してチェックするトコロですがw。

 

RFID(ステッカータイプ)

今後はコレが主流かな?

上記の電子タグと仕組みは近いが、ICチップ内蔵のステッカー(タグ)は電源不要。

日本も普及が遅かったらこのタイプだったかも?

強いて難点を挙げれば車載器が無いのでその場で利用履歴が見れません。

※オンライン登録すればPCやスマホで確認できるようです。

また残高はゲートで通過時に表示されます。

 

カードを読み取り機にタッチするタイプ


CavitexのE-tapやNLEXのbeepカード(マニラの高架鉄道MRT・LRTに使える交通系IC)がコレ。

電車の改札みたいに読み取り機にカードをかざさないといけないのが難点。

 

高速道路の料金所だと、タイムロスがデカい。

かざすときにカードを落下させてしまったりするとさらにイタイ。

 

あとNLEXだと、どこのゲートでコレが使えるのか表示されてない…w。

まったく普及させる気が感じられません。というか不便。

NLEXでbeepカードが使える(場所がたまにある)のを知ってるフィリピン人はあまりいないと思う。


beepカードのHPより。

 

一昔前のフィリピンのETCの評判はすこぶる悪い

 

上記のシステムを昔から使っている(いた)人たちから聞くと、とても評判が悪い。

ゲートが開かなかったりするのは当たり前で、特に不満が多いのは残高の管理がずさんだったようだ。

 

ゲート通過時に残高がゲートの電光掲示板に表示れるのだが、何回乗っても残高が減らなかったり

逆に突然にすごく減ったりする。『チャージしてないのに残高が増えた』なんていう人も…。

 

フィリピンではこういったいい加減さがあるため、とにかく目に見えないトコロでの金銭授受に疑いを持つ人が多い。

キャッシュレスが普及しない一つの要因でしょうね。

 

最近ではこういったトラブルは聞かないのですが、

これらの過去の負の実績が現在の普及を遅らせているのは間違いないだろう。

 

名称がいまいち分かりにくかったので整理してみた

 

高速道路の料金所のゲートには『RFID』『easytrip』『ETC』『ECpay』などなどといろんな名称が書かれてて混乱します。

なのでこれらのワードについて整理してみました。

 

まず『RFID』というのは通信技術の名称です。

料金所のゲートに『通信技術の名称』と『決済システムのブランド名』を混在で表示するのはかなりナンセンスな気がします。

 

フィリピンの高速道路の『RFID』は主に以下の2種類のシステム(ブランド名称)があります。(2020年7月現在)

 

RFIDその①『easytrip』

 

このシステムを使えるのは以下の3路線。

  • North Luzon Expressway (NLEX)
  • Subic-Clark-Tarlac Expressway (SCTEX)
  • Manila-Cavite Expressway (CAVITEX)

私の住むマロロスはNLEX沿線。

もちろんワタシはコチラを取得。

EasytripのHP

 

RFIDその②『Autosweep』

 

このシステムを使えるのは以下の路線。

  • South Luzon Expressway (SLEX)
  • スカイウェイ(SKYWAY
  • NAIAエクスプレスウェイ(NAIAX)
  • アポリナリオマビニスーパーハイウェイ

ネットで調べただけなので、実際の詳細は良く分かっていません。

AutosweepのHP

 

上記は相互乗り入れできないのか?

 

EasytripとAutosweepは別々に運用されています。

相互乗り入れなどの融通は利きません。(2020年7月現在)

 

フィリピン運輸省(DOTR)によると、

『2017年に料金相互運用プロジェクトを開始した』

とありますが、2年以上経過しても実現していない様子(フィリピンあるある)。

 

さらにそのDOTRが『EasytripとAutosweepの両方の高速道路を使用する場合、両方のRFIDを持つことをお勧めします。』

と言い切っているあたり、プロジェクト実現は当分期待しない方が良さそうですね…。

 

取得方法

 

私がEasytripを取得した時の流れをカンタンに説明します。

 

①申し込み窓口へ

 

私が取得した時期はちょうど普及促進キャンペーン中?だった模様。

サービスエリアや料金所の脇など、様々なトコロに受付のテントがありました。

私はNLEXのマリラオサービスエリア内に行きました。

通常の受付窓口はこちらのEasytripのHPで確認できます。

 

②申し込みに必要事項を記入

 

窓口で申込書をもらい、必要事項(プロフィール)を記入。

クルマのナンバーを記入するので事前に控えておきましょう。

③チャージする通行料と共に窓口に提出

申し込み時に通行料のチャージが必須となります。

最低額500ペソ(CAVITEXは最低200ペソ)

申し込み自体は無料。

 

提出するとその場で登録されますが、使用できるのは翌日からだそうです。

 

④ステッカー貼り付けして完了

 

タグステッカーを係員が貼り付けしてくれました。

 

ワタシ 「自分で貼ってもいいか?」とか

「ヘッドライトじゃなくてフロントガラスに貼ってくれ」

 

とかワガママ言ってみましたが全て却下w。

レシートとカードをもらって完了。

カードには識別の番号が書いてあります。クルマに入れておくのが良いでしょう。

料金所でゲートが開かないなどのトラブルなどがあった時にすぐ対応してもらうためです。

 

レシートは大事なエビデンス。

必ず保管。フィリピンでは鉄則。

先述のようにフィリピンでは金銭授受のトラブルが頻発します。

 

通行料のチャージ(ロード)方法

 

  • サービスエリアにある端末(現金でチャージ可能)
  • 電子マネー(G-cash、Coinsなど)
  • クレジットカードで支払い(ウェブサイトで手続き)
  • バヤッドセンターなどの街中の支払窓口
  • その他

さまざまな方法でチャージ可能です。

 

私はもちろん電子マネーの『G-cash』。

G-cashについて詳しくはこちらの記事一覧をご覧ください。

 

その他の取得方法

 

調べたらLAZADAやShopeeなどの通販でも申し込みできるようです。

詳細は公式っぽいyoutube動画を見つけたのでどうぞ。(英語です)

 

 

まとめ

取得から数回、高速道路を使用していますが得に問題はありません。

しかし快適か?というと何とも言えません。

 

  • ムダにRFIDのゲートが多い料金所がある
  • 現金のレーンが渋滞するとRFIDゲートのレーンまで車で埋め尽くされてしまう

 

など、ETCの運用にはまだまだ問題山積みのフィリピン。

でも『実質無料』だったのでGETしておくに越したことは無いでしょう。

 

そもそも国土全体から見るとまだまだ高速道路が少ない。

ルソン島中央部以外には高速道路無いのかな?

 

ルソン島中央部だけで言えば、現在高速道路の建設ラッシュ。

クルマを運転する私には道路が便利になって渋滞が減るのは有難い。

 

日本のようにどんどん発展してほしいモノです。

あまり期待はしない様にしてますが(笑)。


 

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村田 大輔(Daisuke Murata)
元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
詳しいプロフィールはこちら
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Comment

  1. アバター Senzaki より:

    こんにちわ。
    相互乗り入れについてですが、過去にこのようなお知らせがありました。
    ころころ制度が変わるフィリピンですので現在の状況は不明ですが。
    ご参考まで。

    https://www.facebook.com/1735167933390215/posts/2411377465769255/

    • Senzakiさん
      情報提供ありがとうございます。

      お知らせの文章によると
      this is just initial phese(初期の段階)とあります。
      コレは残念ながらプロジェクトの始まった2017年から進捗していない事を意味しています。

      しかも『EasytripとAutosweep両方のアカウントを維持することが必要です』とありますので、ブログ本文と結果は同じ様です。

      時々高速を利用していますが、特に進捗のアナウンスは見受けられません。

  2. アバター まこ より:

    剥がして盗んでく奴っていないのかなぁ?
    今流行のLEDがたくさんついたヘッドライトどうするんでしょう?

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