先日の農場視察のこぼれ話~フィリピン農場×不動産投資!?
先日の農場視察のこぼれ話~フィリピン農場×不動産投資!?
先日、農場視察の記事を書きましたが、その後も少しオーナーから話が聞けたので追記しておきます。
実は全然採算がとれてなかった農場経営
よくよく聞いたら、果物などの農産物はおろか、あれだけたくさん育てている豚、ヤギ、鶏(鶏は七面鳥含め3種類)なども一切出荷していないのだとか…(; ・`д・´)
つまりはこの農場全体がオーナーの『道楽』ってことらしいです。
あのたくさんの家畜たちは自分たちで食べて、後はお裾分けってことですかね?
この前訪問した時はスタッフが3人いました。
このスタッフの経費もオーナーの持ち出しってことなんでしょうか…
どんだけ金余ってんだよ!( ゚Д゚)!
しかしオーナーの生い立ちを聞いてみると、フィリピンによくありがちな生まれながらの大金持ちとかではないらしい。
貧しい家に育ち、苦学してフィリピンの大手通信社PLDT(日本でいえばNTT)に入社。
そして昨年、定年が3年後なのに57歳で早期に退職。
奥様はOFW(海外出稼ぎ)でリビア在住。
先日は帰国してましたが、この記事を書いている現在はまたリビアで仕事してます。
…これだけ聞くとそんなに大金持ちなような気がしません。
どこで収入を得ているのでしょう?今のところ謎です。
でもお金に余裕があるのは間違いなく、息子のカルロは
「お金の心配はないから、カルロは別に仕事とかしなくてもいいよ。」
なんて言われているらしい。本気とは思えませんが。
しかしなんでそんなにお金があるのか?実は投資で大儲け?
オーナーはフィリピンでは珍しく酒もタバコもギャンブルもやらない人。
これらに金を落すことが無ければこんな金持ちになれるのか?
この秘密はおいおい解き明かしていこうと思います。私は酒はやめられないけど(笑)
農場の土地購入についても聞いてみました
農場の土地を購入したのは2002年。
そこから農場を始める準備に数年を費やし、それらしくなったきたのが今から10年ちょっと前だそうです。(2008年より少し前ということですね)
つまりこの農場はオーナーの持ち出しの資金で10年以上続いているということになります。ビックリ(;゚Д゚)
当時は1㎡あたり50ペソ(現在のレートだと100円ちょっと)だったそうです。
土地の広さが2ヘクタール=2万㎡なので、
50×20000=100万ペソ(200万円ちょい)。
当時は物価も円レートも全然違うので過去の数字は置いておきましょう。
16年後の現在の評価額は約20倍。
売れば4000~5000万円ってことになります。
…売らないでしょうけどね。そもそも趣味だし。
私の素人の見立てですが、うわもの(住宅や家畜の小屋など)だけで上記の金額をはるかに超えているだろうから。
なぜこの話をしたかというと、フィリピンは今不動産バブルの真っ最中。
私もフィリピンに来る前にアパートと自宅の土地を購入しました。(奥様の名義ですけどね)
金に困ったら売っちゃおう。なんて思いながら。
うちの近辺は立地はよさそうです。学校や病院が近くにたくさんあるし。
また、私の住むマロロスは数年後に鉄道が敷かれ、マニラと繋がる予定です。
高くなったら売っちゃおうかな?
もし売ることがあれば大儲け?タイミングを間違えなけりゃね。
土地転がし的な目論見で購入しましたが、よくよく考えたら自宅とアパートではそうそう売ることはなさそうですね…
老後を迎えるときに今の土地を手放して、私も田舎で農場でも始めるかな…私が日本からもらえる年金なんていくらでもないし。
まとめと考察
こうして考えてみてもなぜお金持ちなのか良く分かりません…
もしかしたらカルロの親父さんは土地ころがしやってるのかな?
しかしこの「なぜ金持ちなのかわからない」というのはある意味理想的かもしれません。
フィリピンでは「派手に儲かっている」と狙われます。犯罪者だったり知人親戚だったり…
彼からビジネスのヒントを学ばなくては…
まずは英会話からかな~(;^ω^)
あと、フィリピンの不動産投資はタチの悪い業者も多いそうです。
現地ではだれも買わないような物件を何も知らない日本人に売りつけるという詐欺まがいのトラブルのハナシをよく耳にします。
気を付けてくださいね。
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