~フィリピンで生活しながらビジネス~

トライシケルのサイドカーカスタム日記 『足回り改造計画』始動!!

 




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元自動車セールスマン&メカ。 奥様はフィリピン人。 38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。 現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。 フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。 詳しいプロフィールはこちらをご覧ください
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過去の記事

愛車のトライシケルの足回りについていろいろ考えてみた時のコト

の続編です。引き続きマニアックな人向けのカスタムのコンテンツです。

フィリピンやビジネスに興味のある方には一度ホームに戻ってほかの記事をご覧ください。

 

前の記事で妄想めいたことを実際にやってみることとなりました。

サスペンションとブッシュを改善します。

 

今回、当ブログで知り合った日本人のH先輩に協力いただきました。

プランニング、部品調達、作業を二人がかりで実行することとなりました。

 

改善その①サスペンション

 

プランと準備

バネっぽく見えるが実は全くバネの役をしていない(作業前)

まず、鉄の丸棒をコイル状に巻いて溶接しただけのスプリング(?)を切断して取り外し、

そこへスプリングシート(バネの台座)を取り付けます。

 

サススプリングとシートはトヨタ86用をH先輩が用意してくれました。

スプリングシートは車体側とロアアームに溶接止めし、スプリングはちょうどよい長さにカットして取り付けます。

 

最後にスプリングが暴れないようにスプリング固定用のブラケットを制作します。

 

実作業

ハンドグラインダーを使って切り落とし。

狭くてグラインダーがうまく入らないため、道具の入る所から少しづつ切り落としていきます。

 

ばね(鉄の丸棒)の径に太くて意外と難作業。

切り落とすだけで1時間以上かかりました。

 

次にスプリングシート溶接。

H先輩の出番です。

仮組してスプリングシートを溶接し、その後バネの座りが良くなるように微調整。

溶接で熱を入れつつハンマーで叩いたりしながらわずかに変形させます。

 

スプリング固定用のブラケット制作。こんな感じになりました。

スプリングシートとブラケットでバネを挟んでボルト止めしてます。

今回のブラケットは仮製作。次回キレイに作成します。

スプリングは具合の良い車高になるところまで切り詰めました。

実質的に2巻き半位のコイルになってしまいました。

 

バネは切り詰めれば詰めるほどバネレートが低くなる(バネが弱くなる)ので、思ったよりフニャフニャのスプリングです。

 

細かい所すべて仕上がったら最後に塗装します。

 

サイドカー側のサスがソフトになったのでバイク側も仕様変更。

左右で4本サスから左右2本に減らしました。

変更前

変更後

 

バネの動きの比較変更前

変更後

コレでリジットサス状態解消。乗り心地は格段に良くなるはず。

ここまで極端に変えてしまうと挙動がどう変わるか心配です。

 

改善その②ロアアームブッシュ

プランと準備

 

ブッシュについては大きな仕様変更はしませんでした。

が、ブッシングのセンターにカラーがないのが気になります。

この状態は『基本がなってない』の一言に尽きます。

スリーブがないとゴムはルーズでダルダルだし、センターのボルトを受けるのがゴムのためがボルトが際限なく締まっていってしまいます。

 

処置としてスリーブを挿入します。

実作業

 

スリーブにボンドを塗ってゴムの穴を押し広げながら挿入します。

ボンドが乾いたら組付け。

 

スリーブの厚みの分だけゴムが締まるのでブッシングがカッチリしてきます。

ボルトもしっかり締め付けできるので緩みなどのトラブルも防止できる。

 

ただ、ルーズさがなくなると組付けがものすごく大変。

うまくよじってやらないとボルト穴が合わない。精度の荒いハンドメイドの宿命です。

 

よく見るとかなり傾いてます。

 

サスペンションとブッシュ仕様変更でかなりサイドカー側の車高が上がってしまいました。

連結部分の組み立てを変更して左右の高さを揃えます。

 

まとめ

  • スプリング⇒柔らかく
  • ブッシング⇒よりタイトに締め上げ

 

コレで乗り心地はかなり改善すると思います。

あとは試乗⇒微調整⇒スプリング固定ブラケット仕上げ⇒塗装となります。

 

試乗しながら柔らかくしたサスのデメリットがどのくらいあるのかが気になります。

試乗インプレッションは次回の記事にします。

 

サイドカーのボディーワークや丸棒を手曲げしてコイルを作ったりと、フィリピンの職人は優れた技能を持ってます。

しかしいかんせん『メカの基本部分』がなってない…

 

手直しはまだまだ必要そうです。

 

最後に今回ご協力いただいたH先輩、ありがとうございました。



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