自分のトライシケルをオーダーメイド。製作秘話その②
この記事を書いている人 - WRITER -
元自動車セールスマン&メカ。
奥様はフィリピン人。
38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。
現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。
フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。
前回の話の続きです。
前回をまだ読んでいない方は製作秘話その①からご覧ください。
前回はサイドカーの注文まで。
バイクとの合わせ作業で再び工場へ
注文から約2週間後。未塗装の車体が出来上がったとの事で、
現車合わせのために再びラミルの兄貴と50kmタンデム。
全て手作りなので現車合わせは必須。
バイクと側車の連結部分の制作とルーフ、ウインドシールドの調整をしました。

屋根の高さを調整。
実車合わせのセッティングなんてレーシングカーみたい(笑)

バイクと側車の連結部分。リヤサス上部、フットペダル下、ダウンチューブにブラケットを付けて連結させます。

ダウンチューブの連結部分

側車のスピンドル。
グラインダー使って手作業で削り出してました
(゜゜;)そこまでハンドメイド…

バイクとサイドカーの連結(前側)
鉄の丸棒を一本ずつ手曲げしては溶接して束ねることで強度を出していきます。

年季のいった職人が丸棒を手曲げしてるところ

この丸棒の造形に職人の技とノウハウを感じます。

ついでに追加オーダー。
側車のドアの上にレインガーター(雨避け)を追加してもらいます。
この日は仮組みしましたが、サイドカーは外して
後日塗装の為板金工場へ。
塗装の完了予定が約2週間後。
塗装工場の様子を写真で送ってもらいました
パテ入れ&塗装の様子を写真で送ってもらいました。

鉄板のほぼ全体にパテを入れて塗装します。
ポリカーボネートの様な仕上がりに。
とても手間がかかるので日本でこんな作業を依頼したらパテ&塗装だけで数十万円に……

仕上げは赤の塗装です。

塗装完了から各外装部品と電装品を組むとこんな感じ。
いよいよ完成!3度目の工場へ
長雨のせいで完成が大分遅れて約1か月後。
最後の工程、完成して塗装も済んだサイドカーを組み上げに行きました。
片道50kmの行き来もこれで3度目。
長袖を忘れたために腕が日焼けで真っ赤に(>_<)

分かるでしょうか?サロンパス貼ってたので日焼け跡がクッキリ。

あれ?
バイクに合わせてホンダウイング(ホンダのバイクについてる翼のマーク)
のロゴを注文したのですが、出来上がった車体には自動車のホンダHマークが…(^_^;)
人の話を聞いてないのか…フィリピン人( ゚Д゚)
言い訳を聞くとフィリピン人はみんなこのマークを選ぶ傾向があるんだそーな…
この辺はフィリピン人のご愛嬌(?)とりあえずこれはこれで良いか(笑)

バイクの車体と組み合わせ中

完成!🎉

乗ってみたはいいが…
早速運転して帰宅なのですが、
意外と操作が大変。(*_*;
今後は娘の送迎、
市場への買い出し、
自宅倉庫~店舗への搬入作業に活躍の予定。
将来的にはデリバリーを展開したら使うかも…
しかしよくよく見ると細かい所は仕事が荒い…
安いからしょうがないけど…
なんたってフィリピンですから(*´з`)
明日から手直し作業で忙しくなります。
運転のしづらさと作業のダメ出しについては
改めてレポートします。
この記事を書いている人 - WRITER -
元自動車セールスマン&メカ。
奥様はフィリピン人。
38歳でフィリピンでの起業を決意!41歳で移住。
現在フィリピンで自営業をゆる~く展開中。
フィリピンでの文化、生活についてもご紹介していきます。