フィリピンの日常『大雨・洪水・浸水・冠水』の被害?をトライシケルから撮影!
フィリピンの日常『大雨・洪水・浸水・冠水』の被害?をトライシケルから撮影!
2018年の日本の夏は酷暑が続いていると聞きました。
フィリピンはすでに暑さのピークも過ぎて雨期の真っただ中です。
このブログを書いている日も外は断続的な雨。
ここ1週間ほど雨が続き、場所にとっては洪水・浸水・冠水の被害が出ているようです。
私の自宅近所は氾濫するような大きな川も無いし、住宅地の外周半分くらいは田んぼに囲われているためか冠水などはめったにないようです。
道路が一面水たまりになるくらい。
散歩の準備を終えて出かける気マンマンのうちのわんこたち。
朝の犬の散歩に出かける直前に降り出してボー然…
「今日は一日家に籠るか…」
と思っていた矢先、奥様から指令が。
奥様「買い物行ってきて。」
え?
何とこんな時に市場へ買出しですか?!
市場周辺はこの雨なら間違いなく冠水してる洪水地帯なのです。
というわけで、今回はフィリピンの日常的な洪水・浸水・冠水の風景を写真とビデオでお送りします。
市場までの道のり
いざ出陣!!!
…なんて私はいちいち身構えて行きますがこんなのはフィリピン人からすればごく日常です。
我が愛車の『赤い彗星号』で出発です。(たった今名前付けてみました)
屋根とフロントウインドシールドを装着してますが、これでは雨を防ぎきれないのでポンチョを用意。
雨が止んだと同時に出発。
いつもの市場までの道のり。
道路=川?の状態です。
しかしここでアクシデント!
水深が深すぎる……しかし果敢に攻めていくフィリピン人。ビデオの最後に止まったトライシケルはエンジントラブルです。
トライシケルを押して進んでいきました…(;’∀’)
それを目の当たりにしてビビッた私は迂回することに…
危険を顧みず撮影。
もっと水深のある所を撮りたかったのですが、危険すぎると判断。外国人の私にとってトラブルは御法度です。
いつもの街並みがガラッと変わります。
写真奥側は田んぼだったかな?
草むらより手前は道路です。
市場に到着
市場に到着です。
市場の前のメインストリートの雑踏です。人ごみの中の撮影で見にくくてすいません。
ちなみこの道路は数か月前に冠水対策として30~50cm程かさあげされているのですが全く効果がありません。
おそらく水が引くのが少し早くなる程度のモノでしょう。
むしろ道路が高いので道路沿いの商店の中に入り込んだ水のはけが悪くなるような気がします…
市場から駐車場への途中。長靴に水が入らないようにゆっくり歩きます。
とにかく水が汚いんです( 一一)普段の市場が汚いので、そのすべてがこの雨水に集約されています。
だから長靴で歩ける程度の深さ(膝まで浸かってしまうゾーンもありましたが)なのに地面が見えません。
そのため、周りの人を見て水深を確認しながらさぐりさぐり歩きます。
人が歩いてない所は通らない。たぶん深いから。
帰り道
帰り道。橋のまわりに人だかり。みんな釣りやってます。
増水すると釣れるみたいですね。小さいけどたくさん連れてます。
追記:後から聞いたのですが、ちかくの池で養殖しているティラピアが洪水に乗じて逃げ出すらしいです。
その脱出したヤツが入れ食い状態で釣れるようです(笑)
洪水でもフィリピン庶民はたくましい。
ハイウェイのオーバーパス。
橋のたもとはものすごい冠水になってます。深いところで水深30~40㎝といったところでしょうか。
ガソリンスタンドも冠水。
自宅に到着して脱いだ長靴。結局こんなでした。(笑)
トライシケルのサイドカーも床上まで浸水してました。
フィリピンのホントの冠水~今年の7月、バタアンの洪水の様子
ここまでのレポートはほんの序の口。何度も言いますが『日常』です。
ご紹介するのはこの記事を書いた時の約3週間前、自宅から直線距離で50kmも離れていないバタアンでの洪水の写真です。
知り合いのFacebookから写真を拝借しました。
屋根まで冠水。
流されないようにロープを伝って移動している様子。
自動車もご覧の通り。
日本ならこりゃ廃車ですね。
フィリピン人は修理するかもしれません(笑)
このレベルの洪水はマニラでも度々起こるようです。
コンクリードづくめの街は水はけが悪いため、雨が続くと溜まった水が逃げていかないために洪水になりやすいんだと思います。
まとめ
フィリピンは日本の様に道路の排水設備が万全ではないため、すぐに冠水、洪水になります。
また、大きな川もすぐに決壊、氾濫します。
河川の治水やの排水設備拡充は公共事業の中でも重要…と思うのですが、多分フィリピン人の考えだと
『コレが普通』
なんでしょうね。そんなに問題視してないように感じます(笑)
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Comment
フィリピンでは確かに大雨や台風による洪水や浸水は深刻な問題ですね。そういう事情を踏まえ私は洪水とは無縁の海抜200mの地アンティポロに住むことにしました。とは言え私が経営する土着民向けのメシ屋はこの丘陵を完璧に下り海抜0mとなるテレサに位置します。この一年を振り返っても水害はなかったので、なかなか水捌けの良いところだなぁと感心しています。
こんばんは。
土着民は低いところがあれば低いところに住みますよね。
登るの大変だから。
先日メイカウアヤンの奥の方(カローカン寄り)に行きました。
勾配きつくて、マニラ首都圏近辺だけど「ここには住みたくないな」って思っちゃいました…
私も土着民寄り(笑)