フィリピン人の金銭感覚から学ぶ!?お金のトレーニングについて
フィリピン人の金銭感覚にはビックリします。
お金があるとすぐ使っちゃいます。
お金がない人でもクリスマスや自分の誕生日パーティーで大盤振る舞い。
貯金もできない(しない)。国民の7割は銀行口座すら持ってない。
お金を取っておくことができないフィリピン人。
そのため給料を月2回に分けて支払うことが法律で定められています。
豚の丸焼きを囲んでバースデーパーティー。
江戸時代の江戸っ子のような『宵越しの銭は持たない』金銭感覚のフィリピン人たち。
お金持ちの人は別にいいんですけど、貧しい人たちもこんな感じ。
いや、むしろ貧しい人たちの方がこんな感じです…
フィリピンだから?新興国だから?
でも金銭感覚なんて個人の問題でしょ? そう思いません?
お金の管理ができないフィリピン人にお悩みのそこのあなた!
または『先月のクレジットカードの請求がいくらだったか知らない』みたいなお金にルーズなあなた!
今回はそんな日本人のためにフィリピン人の振り見て我が身を正す。
『お金持ちになるための金銭感覚』をテーマに色々調べてみたことお送りします。
今回のテーマは『フィリピン人』ではなく『あなたとワタシ』の金銭感覚のハナシ。
この記事をご覧のあなたはご自身の金銭感覚が『鋭い』とおもいますか?
それとも『普通』?はたまた『鈍い』?
私の金銭感覚は『普通』だと思っています。
日本であれば。
フィリピン人から見た私は明らかに『ドケチ』の部類です。
でも日本人の感覚でいうと彼らの金銭感覚は明らかに
『鈍い』んです。『そんなんだからあなたたち貧乏なんだよ』といつも思います。
一般的な日本人と一般的なフィリピン人とでは『金銭感覚』が全く異なります。
『金銭感覚』は生まれ育ちなどの環境である程度決まってくるので当然かもしれません。
しかし決まってしまうと言っても『ある程度』です。環境ですべてが決まるわけではありません。軌道修正も可能です。
『感覚』とは意識的に考え続けることで磨かれていくものです。
『金銭感覚』も同じです。
勉強やスポーツと同じように絶えず磨くことで『鋭い感覚』が身に付きます。
バブル時代に独身を謳歌した女性。もちろん金銭感覚はバブリー。
でもその後バブルははじけ、やがて結婚して主婦にでもなれば『主婦』の金銭感覚が身に付きます。
サラリーマンが脱サラして経営者になれば『経営者』の金銭感覚が身に付きます。
必要な知識を身に付け、考え続けることで磨かれて『鋭い』金銭感覚、
つまり『お金持ちになるセンス』になっていきます。
では具体的にどうやってそのセンス(金銭感覚)を磨いていくか?
『環境を変える』という方法
上記の例に倣えば
『環境を変える』という方法があります。
- 結婚して主婦になる
- 脱サラして経営者となる
- 交友範囲を変える(お金のセンスのある人との交友関係を増やすなど)
常に『お金』について考えなければいけない立場に自ら身を置くというもの。
お金持ちや成功者とだけ付き合うことで彼らの思考を手に入れる…
なんてハナシを聞いたことありませんか?
お金を持っている人たちはお金のことをよく考えてます。
考えてるから、結果として『お金持ち』なんですね。
そういった人たちに交友範囲を変えるだけでも仲間との会話の内容が変わります。
『お金』について考える機会が多くなります。
いずれの方法もセンスはアップしますが、環境を変えないといけないので自身の負担となるものが多いです。
(負担と感じないものがあれば最良ですが)
もう一つは『自らの意志で学び、考え続ける』
『別にわざわざ環境を変えなくたって、感覚を磨けばいいんでしょ?』という考え方です。
スポーツや勉強と一緒なわけです。
大事なのは『環境の変化』ではなく、絶えず考えて
『お金の知識』と『お金のセンス』を身に付けることなんですね。
これを自身一人で実行するには強い意志が必要です。
欧米での金銭感覚の育成
『お金のセンス』は欲しい。しかし
- 環境を激変させる
- 強い意志で自主的に学ぶ
など、自らに強い負荷をかけずに身に付けるにはどうしたら良いのでしょう?
その答えの一つとして近年、欧米では『お金のセンス』のカリキュラムを学校で実施しているそうです。
アメリカの高校の約16.4%が『パーソナルファイナンス』いわゆるお金の教育を必修科目に設定しています。
さらに5つの州では州内のすべての高校の卒業必修単位にこの『パーソナルファイナンス』が含まれています。
具体的な学習内容例として、
- クレジットカードの使い方
- 賃貸の契約書の読み方
- 投資や学生ローンなどの返済方法
など、具体的なお金の活用法のレクチャーなどでお金の知識を学び、『お金のセンス』を磨いているようです。
学生のうちから一般教科と同じように『お金の学習』を始めてしまう。合理的ですね。さすが金融大国。
また、大人でもお金の学習ができるようにアメリカではニューヨーク発祥の『ファイナンスジム』という『お金のトレーニングジム』が流行しています。
ニューヨークを中心に展開するFINANCIAL GIM
お金のプロが定期的に対面やオンラインでお金の悩みにアドバイスしてくれるというもの。
ライザップのようにマンツーマンでトレーニングしてくれます。
一般家庭のお悩みから、ビジネスマンの税務・会計の相談など、あらゆる『お金の専門知識の提供とアドバイス』を担っています。
日本はまだまだ?
日本ではまだ義務教育や高校でそういった「金銭感覚」を学習する機会はあまりなさそうです。
大人になってから
- クレジットカードの活用法
- 住宅ローンの相談
- 投資や保険のコンサルティング
などなど、必要な『お金の知識』を実際に使う場面になってから『勉強』しているケースがほとんど。
事前にはセンスも予備知識も持ち合わせてないんです。
『感覚(センス)』を鍛錬する時間がありません。
ギリギリの一夜漬けのような学習で本当の『鋭い金銭感覚』が身につくでしょうか?
これでは欧米に遅れをとるばかりでなく、もしかしたらいずれは発展めざましい新興国に『金銭感覚』において追いつかれてしまうかもしれません。
大人になってから『お金の知識』を学び、『金銭感覚』を鋭くするにはどうしたらよいのでしょうか?
日本で流行り始めている『お金のトレーニング』
日本でも『お金のパーソナルトレーニング』はマイナーながら展開しているようです。
アメリカと同じくマンツーマンで。
日本で展開しているbookee(日本の企業です。)
ニューヨークのそれと違うのは、ビジネスマンは対象外で主に個人を対象としているようです。
イメージを簡単に表現すると、
『お金版ライザップ』
具体的な初心者のパーソナルトレーニングの一例
- 家計管理・貯金の正しい方法
- 資産運用の基礎知識
- NISAで増やす入門編
- iDeCoの活用法
- 損しない保険の活用法
- 住宅制度の活用で~万円お得に
- 家計の健康がわかるマネー診断
などなど。
具体的な『お悩み解決』からあなたの『金銭感覚』をトレーニングします。
3か月、10回の面談で『お金に強くなる』というのがウリ。
マンツーマントレーニング=売り込みでは?類似サービスとの違い
巷では「無料相談」「無料セミナー」という謳い文句から
- 住宅ローン相談会
- 無料保険診断
- 投資セミナー
といった、最終的には住宅や金融商品を販売する目的で開催されているものが多いですよね?
これらは『パーソナルトレーニング』ではなく『売り込み』です。
『bookee』では「商品の販売」を一切行っていません。売り込みはナシです。
「受講料」によるビジネスをしているパーソナルトレーニングジムです。
金融商品の販売が目的のトレーナーでは、アドバイスの内容に偏りが出てしまいがちですし、買う気がなくても売り込まれてしまう可能性大です。
中立の立場でアドバイスしてくれるということはとても重要です。
『行動科学マネジメント』をトレーニングに導入
『トレーニングジム』といってもストイックとか体育会系なトレーニングではありません。
内容はとってもスマート。
ムズカシイ説明ができませんが、とにかく『上手に行動習慣を変えること』で無理なく支出改善ができるというもの。
日々のちょっとした習慣的な行動を意識するだけで『お金のセンス』が身につく。
「貯金ができなくて行き詰ってる」
「何かに取り組んでも長続きしない」なんて人にはピッタリですね。
bookeeの特徴をまとめると
- コンサルタント(トレーナー)が若くてスタイリッシュ
- トレーニングの場所がかなりオシャレな感じでカジュアルな感覚で通える
- 30日間全額返金保証あり
- 16年間で46万人が受講している Financial Academyのカリキュラムがベース
- 午前11時から午後23時まで営業(最終受付22時)、土日祝も営業、仕事帰りでもOK
- お店はGINZA SIX内、明治神宮前駅から徒歩3分、新宿駅 徒歩1分の3店舗
- 行動科学マネジメントをトレーニングに導入。
知識だけではなく行動を変えることも科学的にトレーニングしてくれる
bookee こんな人にオススメ
- 毎月何にお金を使ってるかわからない人
- 自力で全然貯金できない人
- 将来のお金に不安を抱えてる人
- 保険にオススメされるまま入っている人
- 投資の元手の資金を貯めたい人
- ムダ遣いがやめられない人
- 手取り月収20万~40万円くらいの人
- 家計簿アプリ使ってるのに貯金できない人(続かない人)
まとめ
『お金持ちになるための金銭感覚』を目指した
『金銭感覚』の改善策としてお金のパーソナルトレーニングジムについて深堀りしてみました。
いずれにしてもフィリピンとは違い、日本には何でも揃っていて良いですね。
ご興味がある方は是非試してみてください。
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Comment
子供の頃に見た洋画劇場かなんかで野生のエルザってやつ懐かしく思い出しました。
フィリピン人の金銭感覚の話、よく心にひびきます。全くいわれるるとうりです。私の身近なフィリピンじんの方も、そのとうりです。日本に 12年 住み、その内 10 年間は日本の企業で仕事をしました。残業もあり、忙しく過ごしましたが、貯金は無し、フィリピンに来る前に、衣服、履物など、日本からの持ってくる物以上に処分しました。
これ全部日本で買ったものです。もう一つ驚いたことは、給料日の 2,3 日前に、(まだ財布の中に三千円 も ある)と言った時です。日本人の自分なら、(三千円 しか ない)と思うのに。やっぱりこの人も、(お金を使い切ってしまわないと気が済まない人だな)とおもいました。今もこの事は変わっていないようにみうけられる。ブログの記事で、(セミナーに通う)とありましたが、これも効果は、人それぞれだと思います。以前誰かのブログで、お金を使うときに、この買い物は ( need or want )を考えるようになったら、(貯金が出来るようになった)とありました。今自分も、この事を実行しています。フィリピン人の人には、こう言うことはできないみたいですが。
閲覧&コメントありがとうございます。
この記事(お金のトレーニング)は日本人向けに書いたのですが、書きながら考えていたことがあります。
これ、フィリピン人が受けたら効果あるんだろうか…?
例えば日本在住のフィリピン人奥様とか。
フィリピン人にとって受け入れられるモノなのか否か。とても興味深いです。
体験談があったら是非聞いてみたいですね。行かないだろうけど(笑)